小6 総合 「私のポケット」)「個人研究」(2) 算数「休校中の課題」【実践事例】(関東学院六浦小学校)
授業担当者 | 安藤修平 スリースマン園子 |
ICT環境 | 1人1台タブレット |
学年 / 教科 | 小学校6年/総合的な学習の時間 小学校6年/算数 |
単元 | ・総合(「私のポケット」)「個人研究」・算数「休校中の課題」 |
〈実践の概要〉
1. 本校では総合的な学習の時間の課題はクラスで取り組むものではなく、個人総合を行っている。研究のテーマは人それぞれ。各自調べたことをロイロノートにまとめていく。
2. コロナウィルスの影響で学校が休校になった際、ロイロノートを使って算数の問題を週に2問送った。(zoomによるホームルームが週に2日程あったので、それに合わせて問題を送り、次のホームルームまでに提出というルーティンを続けた。)
問題は、「角柱円柱のものを見つけて写真で送る」「ひらめき算数問題」「小町算」「推理算」等。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
総合では、調べている内容をまとめたり、表現する力の学習につながっている。
休校中は、離れていてもやり取りができたことが良かった。
休校中はドリル等代わり映えのしない課題が多かったので、先生とのつながりを感じられる課題となった。またzoomのホームルームの話題にもなっていた。
〈実践の目標〉
個人総合で研究していることを、人に伝えることを前提にまとめる。
休校により初めて家庭でロイロノートを使用したので、ロイロノートを通して家庭と学校がつながること。
〈授業写真〉
〈場面1〉個人総合児童Aの研究紹介「進化する遊び」
児童Aは総合で「進化する遊び」について研究している。昔の遊びと、進化した今の遊びを比較しながらロイロノートにまとめている。
例えば、こまとベイブレード、縄跳びとダブルダッチのように、昔からある遊びが現在どのような進化を遂げているか、ルールや遊び方などを比較してまとめている。
〈場面2〉個人総合児童Bの研究紹介「釣りや魚」
児童Bは総合で趣味の「釣りや魚」について研究している。ページをうまくつかい、相手に問いかける形式でまとめている。
例)①わたしは何を調べるかって?それは釣りや魚について調べていきます。
②まずは川釣り!5年生の自然学校でやった、一本の棒で川魚を釣ります。
③〈写真〉この魚は何でしょう。正解は次のページ!
など。
〈場面3〉算数休校中の課題
定期的に問題を送信し、提出箱に提出。
問題の例)
①お家の中にある角柱や円柱の形を見つけましょう。(文章でも写真でもOK)
②【1・2・4】を一回ずつ使って、1~10までの数字を作りましょう。+、−、×、÷、()の記号を使って式に表してみましょう。
③1,2,3,4,5を一回ずつ□に当てはめて、次の文章を正しい文にしましょう。「□月□□日の1週間後は□月□日です。」
など
〈授業写真〉
児童A
児童B