活用の秘訣は生徒のアウトプット活動の自由さ!(ノートルダム学院小学校・梅下先生)
一人一台環境になって2年目の授業の様子を見てきました。
ポイントは
授業の中心に子どもたちのアウトプットの時間を持ってくる
アウトプットの方法の自由度を高くする
1.本時の流れとめあての確認
1コマの授業の流れと、単元全体の流れを確認します。
本時の自分なりのめあてがかけたら提出します。
2.導入
「川と私たちのくらし」についてウェビングで自分なりの意見を書き出していきます。
制限時間は4分間で、時間はきっちり切っていきます。
シンキングツールを切り替えで、バタフライにして視点を変えます。
プラス面/マイナス面で両羽で分類します。
提出物は回答共有をして、みんなに意見を見比べます。
3.成果物の作成
「川と私たちのくらし」をテーマに「川の水による災害を防ぐ取り組み」「川の水からのめぐみ」について20分間でフィッシュボーンで考えをまとめる。
アウトプット手法は何でもOK!
keynoteで動画を作ったり、イラストを描いたり、子ども達によって自由な方法で作成。
グループで共同編集してる子どもたちも・・・!
完成した成果物は提出・回答共有してお互いの作品を確認します
4.リフレクション
最初に書いた「今日のめあて」に対してリフレクションを記入します
アウトプットの手法を制限しない事で、回答共有から他の子の成果物を見た際に「こんな表現方法もあるのか」という子ども達同士の学びや気づきにもつながります
所感
授業展開がスピーディー
わずか1コマで3つのシンキングツールを活用
自ずと子どもたちも思考の切り替えが早い
keynote、Google、イラスト作成、こども達の端末活用能力が高い