自生型教員研修会報告in熊本市
ロイロノート・スクールの稼働率が高い熊本市立小中学校。先生方の活用が高まる為の1つの取り組みとして、教育センターにて開催される定期的な教員研修会があります。今回はその1つ、トワイライト研修会でどの様な取り組みをされているのか?お邪魔してきました!
先ずは既に活用が進んでいる学校の実践動画を確認します
先行導入校などで、実際にロイロノート・スクールが活用されている授業動画を確認します。
実践動画の中の1つを実際にやってみる
今回は、「バナナとりんごのどちらが好きですか?」という活動を行いました。バナナが好きなら黄色、りんごが好きなら赤色のカードを選び、タイピングまたはペンツールで理由を添えて提出しました。
多くの実践であった写真や動画の機能についても活用
実践動画の中で、植物の観察日記をまとめる際には、写真で記録を残していきました。また体育では速報倒立回転の模範動画と、実際に自分の動画を撮影して見比べる事でフォームの改善をしていました。参加者も実際に写真や動画のカードを作成しました。
webカード、地図カードの活用
webカードはwebサイトの画像をカードにするだけでなく、またリンク先に直ぐに飛び直せる事も利点のひとつです。NHK for Schoolなどで見せたい動画があれば、とりあえずカード化しておくだけで良いのです。また地図カードもいろいろな使い方ができますが、ご紹介の中では家庭訪問にもメモなど残せて便利だと仰ってました。
シンキングツールの実践紹介
最後に、シンキングツールの実践を1つご紹介されました。Yチャートの真ん中に3国の人物像が描かれた写真を置きます。まずはその3国がどこの国であるかを考えてから、それぞれどの様な特徴が見えるかを書いていき自分の考えをまとめる内容です。
今回講師役をされていたのは、今年度から教育センターに来られた先生でした。驚いた事に、ICT関係が非常に苦手で、現場に居た時にiPadが導入される前まで「何からやれば良いだろう…」と悩まれていたそうです。しかし実際に導入が決まると、「先ずロイロノートを活用してみよう!」と試行錯誤しながら実際に使い出されたそうです。ICTに苦手意識がある方だからこそ、説明される際にはとても丁寧でわかりやすかったです。
これからの熊本市さんの実践にも、注目です。