高1 家庭科 1ヶ月の生活費の計画を立てよう 生活の中のお金【授業案】京都市立鳴滝総合支援学校 中村 裕
学年 / 教科 | 高1/家庭科 |
単元 | 生活の中のお金 |
指導要領 | 1段階 C 消費生活・環境 イ 消費者の基本的な権利と責任 |
(イ)身近な消費生活について、自立した消費者として責任ある消費行動を考え、表現すること | |
教科書会社 | ーーーー |
授業者 | 中村 裕(京都市立鳴滝総合支援学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
パズル感覚で生活費を計画できるようにすることで、生徒全員が「家計などの生活の中のお金に関心をもつ」という単元目標に迫ることができるようにしました。また提出箱で他の生徒の考えを知り、自分の考えを深めることができるようにしました。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】1ヶ月の生活費の計画を計画を立てる
ノートを開き、資料箱から「私の生活費ボード」を「使用する」でノートに取り入れる
「食費」「生活費」などの項目ごとに、自分が使う予算に合った「20000円」などの付箋を「私の生活費ボード(1ヶ月)」に移動させる
10万円のライン(赤線)を超えないことが条件
※ノートは単元を通して1つのノート(生徒1人と教員の共有ノート)を使用する。本時は4時間設定の単元の3時間目にあたり、ノートには過去2時間の学習内容・振り返りが入っている。
【展開2】計画を共有する
作成した「私の生活費ボード(1ヶ月)」を提出箱に提出する
提出箱の画面をTV画面に写し、それぞれが作成した「私の生活費ボード(1ヶ月)」を全体で共有する。その際には「自分が多くお金をかけたいと思ったものとその理由」などを発表する
【展開3】計画を再考する
はじめに自分が作成したボード(以下Aとする)を複製しておく(「複製」したものをBとする)
それぞれの生徒が提出箱にアクセスし、自分が「参考になる」と思う生徒の「私の生活費ボード(1ヶ月)」を「使う」で自分のノートに取り入れる(取り入れたものをCとする)
自分のノート上でA-C-Bの順に並べてつなぐ
Cを参考にしながらBを再考、修正する
【展開4】振り返り
あらかじめノートに貼られている振り返り用の付箋に、上記のテーマで振り返りを行う
A-C-Bの順につないだ付箋が、振り返り用の付箋の左横に置かれているかを確認する(学習の流れを可視化する)