高1 情報 データから考察しよう(相関関係と因果関係編) 統計量とデータの尺度【授業案】日本大学櫻丘高等学校 田中忠司
| 学年 / 教科 | 高1/情報 |
| 単元 | 統計量とデータの尺度 |
| 指導要領 | (4) 情報通信ネットワークとデータの活用 |
| 教科書会社 | 情報Ⅰ |
| 授業者 | 田中忠司(日本大学櫻丘高等学校) |
| 投稿日 | 2025年11月5日 |
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解説動画
作成者からのアピールポイント
2つの事象の関連を考察する際、グラフを読み取ると相関関係があるから「それは正しい」と錯覚することがありますが、相関関係に加えて因果関係があることを理解する必要があります。生徒自身に考察させることをで理解を深めてもらいます。
この授業案のインポート用ノートデータ
【展開1】データの収集
アンケートカードでデータ収集
生徒のスマートフォンのホーム画面にあるアプリの数とデジタルツールの操作時間をアンケートで収集
教員はアンケート結果をcsvファイルとしてダウンロードし、氏名等を別の名称に置き換える
【展開2】表計算アプリで度数分布表等を作成
csvファイルデータを表計算ソフトで分析
教員が編集したcsvファイルデータを生徒に配布し、表計算ソフトに読み込ませる。
関数を用いてアプリの数と操作時間の平均値、相関係数を算出し、散布図を作成する。散布図には近似直線(回帰直線)を表示する。
【展開3】シンキングツールで考察
相関関係と因果関係を考察する
散布図をもとに、分析チャートを用いて相関関係と因果関係の違いを考察する
【展開4】アイデアの共有
相関関係と因果関係を考察する
アンケートカードで気づきを共有する
グラフから読み取る際には因果関係を考慮することが肝要であることを理解する