高1 情報 日常生活の中で君たちが自然にやってるモデル化とシミュレーション モデル化とシミュレーション【授業案】大商学園高等学校 山田勝也
学年 / 教科 | 高1/情報 |
単元 | モデル化とシミュレーション |
指導要領 | (3)コンピュータとプログラミング 知識技能 |
(ウ)社会や自然などにおける事象をモデル化する方法・シミュレーションを通してモデルを評価する方法について理解する、思考判断表現 | |
(ウ)目的に応じたモデル化やシミュレーションを適切に行うとともに結果を踏まえて問題の適切な解決法を考えること | |
教科書会社 | 日本文教出版 情報Ⅰ 図解と実習 |
授業者 | 山田勝也(大商学園高等学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
教科書に載っているモデル化とシミュレーションは、自動車の衝突実験や台風の進路予測などである。高度な実験設備やスーパーコンピュータが無いとできないようなイメージを持ってしまう。私たちは日常的にモデル化とシミュレーションをしていることに気付く。この後に表計算ソフトを利用し、費用と収益、損益分岐点を説明しながら「文化祭で最も儲かる模擬店を企画しよう」に取り組み適切なモデル化とシミュレーションが出来たか振り返る。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】モデル化って何をすることか理解しよう
初めの問いに関する答えを考える(30秒)あとでもう一度考えることを伝えてサクッと書かせる
ヒトのモデル化、指紋認証、顔認証など目的が付くとモデル化する場所が変わることに気付く
共有ノートなら他者の解答を見ながら考えられるので自分の考えを修正しやすくて答えやすい
【展開2】要素と関係について考えよう
レジの行列を見たとき、どの列に並ぶのが良いか考える
行列カードの展開は生徒が見たいと言ってから行う
答えを出すには要素を抜きだして、パラメータを設定する必要があることに気付く
商品の読み込みによって処理が進む
レジ打ちの速度によってペースが決まる
商品の数によって時間が決まる
【展開3】シミュレーションで予想しよう
ジェットコースタとラーメン屋を例に行列待ち時間をもとめる
要素をだしあう
時間や人数など、値を設定する
どんな値なら、どんな結果になるかシミュレーションする
【展開4】モデル化とシミュレーション
要素を抜き出す
要素に値を設定する
計算して答えを求める
なぜ、その答えになったか説明する
もっとよいモデル化について意見を出し合う