高1 情報 生成AI用最強プロンプトシートをつくろう! 情報社会の問題解決【授業案】大商学園高等学校 中村天良
学年 / 教科 | 高1/情報 |
単元 | 情報社会の問題解決 |
指導要領 | (2) 情報社会の問題解決ア 情報社会の課題を発見し、解決策を考案する能力 |
教科書会社 | 情報Ⅰ |
授業者 | 中村天良(大商学園高等学校) |
投稿日 | 2025年2月25日 |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
この授業では、表面的なAIの知識だけでなく、AIを「使いこなすための本質」を学びます。AIの特性を理解した上で、目的に合わせたプロンプト(指示)を作成し、結果を分析・改善する。このサイクルを繰り返すことで、AIを能動的に活用できる応用力を身につけます。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】<プロンプトバトル>画像生成AIを使って、プロンプトバトル
お題に沿った画像を生成AIを使って制限時間内に作成する。作成した画像を共有ノートに並べ、生徒同士で投票を行う。投票は共有ノート上の番号を覚えておき、アンケートカードを使って集計する。トップ3のプロンプトをみんなで共有し、プロンプトによって出力される結果が大きく変わることを実感する。
【展開2】<構成要素リサーチ30>インターネット検索等を通じて、文章生成AIにおける効果的なプロンプトに必要な要素を洗い出す
インターネット検索をして、文章生成AIにおいて、プロンプトに必要な要素をできるかぎりたくさん洗い出す。要素はウェビングツールに1要素1カードで似たものを近くに置いていく。とにかくたくさん出すことが重要。最低30個としますが、状況に応じて途中で変更しても良い。
【展開3】<最強プロンプトシート>テンプレート化が可能なプロンプトシートを作成する
展開2のシンキングツールをピラミッドチャートに変更して、プロンプトをつくる上で重要だと思うものを上から並べ替える。上位にあるものから抜粋し、シートにまとめる。できたシートは、実際に使ってみて、トライ&エラーを繰り返し、自身が思う最強プロンプトシートを完成させる。
【展開4】<実践でプロンプトを磨く>生成AIを使って、履歴書の自己PRを書く
2or3人ペアを組み、ペアが作成したプロンプトシートを使って、指定されたお店のアルバイト応募に提出する履歴書の自己PR文(200字)を作成する。(例:ハンバーガーショップの接客、引越し作業員...)ルーブリック評価表にチェックし、FBしあう。