高2 社会 工業の変遷と立地 世界の工業【授業案】立命館守山中学校・高等学校 濱島 優大
学年 / 教科: | 高2 社会 |
単元: | 世界の工業 |
指導要領: | (2)現代世界の系統地理的考察 イ 資源, 産業 世界の工業 |
教科書: | 帝国書院 新詳地理B |
授業者: | 濱島 優大(立命館守山中学校・高等学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
工業について、単語が書かれたカードをシンキングツール上に配置する作業を通して、考えていきます。
カードを配置するパズル感覚で、生徒同士で知識を整理しながら、工業の立地について理解しやすいようにしました。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
20220301.loilomaterials (資料箱)
【展開1】工業の種類と変遷
・生徒がペアとなり、「工業の発展」・「財の生産」・「集約型」の三つの分類から、どのように変遷していったのか、用意したカードを配置しながら考える。
・初めて見聞きした単語は、生徒各自が意味を調べる。
【展開2】“分布”から考える工業の立地
・生徒がペアとなり、4つの工場の分布図から、それぞれの分布図がどの工業の立地かを語群から選択する。また、選択した理由を記入する。
・次に、理由から工場の立地に影響を与えるものを考える。
・余力がある生徒は、【+α】の問で、ウェーバーの工業立地論について確認する。
【展開3】“原材料”と“製品”から考える工業の立地
・鉄鋼業・ビール工業を事例として、原材料と製品を調べる。原材料から製品への変化から、立地場所の最適地を選択する。
・重要用語となる、「純粋原料」と「重量減損原料」は、生徒各自が意味を調べる。
・工業の立地を左右する要因(費用)について、輸送費が影響することに結びつける。
【展開4】“立地”から考えるさまざまな工業
・生徒がペアで、特徴から「立地指向」と「工業の例」について、用意したカードを配置しながら考える。
・工業が“集積”・“分散”する理由について考える。