高2 数学 数列について考えパターンを認識する 数列【授業案】滋賀学園高等学校 為房宏一
学年 / 教科 | 高2/数学 |
単元 | 数列 |
指導要領 | 数列 |
教科書会社 | 数学B |
授業者 | 為房宏一(滋賀学園高等学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
教師側からこのようなパターンがあるというような進め方でなく各自の力でパターンを認識できるように展開を考えました。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】数列について知る
数列を説明する上で重要な語句説明
数列:数字を一列に並べたもの、しかし数学Bではある規則(ルール)に従ったもののみ扱うこと
初項:数列の初め
項数:数列の数、番地のようなイメージ
末項:数列の最後
などを具体例を一つ示し説明する。
【展開2】数列を作ってみる
生徒にカードを配布
カードの空欄に数字を入れて数列を作ってみる事を指示
前に述べたように、何かしらのルールがあれば良い事を伝え
成果物を提出箱に提出
【展開3】提出された数列をシンキングツールにまとめる
提出された解答を解答共有で確認
いくつか提出された数列を教員側で選別(生徒数によっては全部でも良いかと)
シンキングツール(無地)にまとめ生徒に配布
生徒にそれぞれの数列のルールを考えてもらいながら
パターンに分けられるか考える
シンキングツールを好きなものに変更して良い事を伝える。
【展開4】発表する
グループ分けしたシンキングツールを提出
なぜこのように分けたのか各自で発表してもらう。
これらのルールを式で表せそうか聞いてみる。
【展開5】次回に向けて
ルールのわかった数列をいくつか示す
このルールで100番目はどうなるか予想考える。
大きな数字の場合、書き出していると時間がかかる
n番目「一般項」の考え方で、任意の場所の数列を答えることができる事を知る。