高2 社会/地歴公民 なぜ鎌倉仏教は庶民に受け入れられた? 鎌倉文化【授業案】博多学園博多高等学校 白水理功
学年 / 教科 | 高2/社会/地歴公民 |
単元 | 鎌倉文化 |
指導要領 | (ア)多面的 ・ 多角的に考察し,仮説を表現すること。 |
教科書会社 | 日本史探究 山川出版社 |
授業者 | 白水理功(博多学園博多高等学校) |
投稿日 | 2024年9月30日 |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
ロイロの「共有ノート」や「回答共有」などの機能を使って、自分が考察したものと違う点があり、それを比較することでより知識を深めることができるという点を意識しました。
鎌倉仏教をグラフィック化し、最後に論述問題を解くにはロイロの多くの機能を使わなければ円滑に授業は進められなかったと感じます。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】鎌倉時代の時代背景を理解する
鎌倉時代の時代背景を「疫病」「災害」「戦乱」の3つに分けて、生徒が担当ごとに調べ学習を行う。
鎌倉時代は庶民にとって不安要素が多かったことを理解させる事で、鎌倉仏教が庶民に受け入れられた理由を考察させる。
【展開2】グラフィック化することで視覚的に内容を捉える
道元の『正法眼蔵』の口語訳を読んで、ワークシートにグラフィック化させる。資料をインプットすることで「いつでも・どこでも・だれでも」修行することができることを理解させる。
班で自分の絵と他人の絵を比較することで、自分になかった視点を見つけさせる。
【展開3】旧仏教と鎌倉仏教の比較
班で旧仏教と鎌倉仏教のキーワードを出して、庶民にとって易行であるか難行であるかをシンキングツールの座標軸を使って理解させる。
班で自分が作った座標軸を共有し、より深く考察させる
【展開4】本時の学習を活かして論述問題に取り組む
ロイロノート若しくはワークシートを使って「なぜ鎌倉仏教は庶民に受け入れられたか?」という論述問題を解かせる。
ポイントを3つ提示し、本時の学習で解ける問題だということを認識させる。