高2 社会/地歴公民 良い行為とはどのようなものか 人間の自由と尊厳、個人と社会【授業案】茨城キリスト教学園高等学校 片山 友貴
学年 / 教科 | 高2/社会/地歴公民 |
単元 | 人間の自由と尊厳、個人と社会 |
指導要領 | A公共の扉 (2)公共的な空間における人間としての在り方生き方 |
教科書会社 | 詳述公共 |
授業者 | 片山 友貴(茨城キリスト教学園高等学校) |
投稿日 | 2024年9月13日 |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
本授業では具体的な題材を抽象的な概念を用いて考えさせる取り組みを通じて思考力を養うことに力を入れました。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】安楽死、尊厳死導入の是非について
安楽死や尊厳死、またそれらに関連する用語の説明をカードにより行う。
生徒一人ひとりに導入の是非について賛成、反対とその理由をカードに書いてもらい、共有ノート上で回収をする。
【展開2】主張の根拠となる見方や考え方を考える
生徒をグループに分ける。※授業当日は出席生徒が17名だったため、3名から4名のグループを5つつくりました。
展開1で提出した意見の根拠となる見方や考え方を教科書から探す。
考えた根拠を賛成、反対それぞれのクラゲチャートに書き出していく。
提出された見方や考え方に一通り触れ(フィードバックし)た後に、カードを配信して本時の見方や考え方を紹介する。
【展開3】義務論と帰結主義について、他の問題への適用
安楽死、尊厳死への賛否それぞれの意見は、義務論、帰結主義いずれの立場であるものかを生徒に考えさせる。※ここでのやり取りは口頭で行いました。
ワークシートを配信し、本地の見方や考え方を適用できる題材を生徒に考えさせる。展開2と同様のグループで行う。
完成したワークシートは共有ノート上で回収する。
【展開4】まとめ
提出したワークシート授業全体で共有し、生徒が読む時間をとる。
グループ内で本時の学びに関する感想を言い合わせる。