高2 保健体育 食品の安全を守る活動 食品の安全を守るために私たちがとる行動とは【実践事例】 (日本大学山形高等学校)
授業担当者 | 佐藤祐平 |
ICT環境 | 1人1台タブレット |
学年 / 教科 | 2学年 / 保健体育 |
単元 | 食品の安全を守る活動 |
〈実践の概要〉
これまでの授業で,私たちが普段から口にしている食品の安全を守るために行政がおこなっている仕組みを学んできた。そして,今回はこの問題を主体的にとらえて,自分がどのような行動をとる必要があるのかを考えてもらう。まずは,自分で調べて自分の考えを持ち,その考えをグループで仲間と共有し,グループで発表してもらうようにする。その際にiPadや教科書を使用し,主体性や効率化を図り知識の習得へとつなげていく。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
資料をプリントではなく電子のデータで送ることで,いつでもフィードバックができる。
文字だけではなく映像を見ることで効率のよい知識の習得につながる。
仲間と話し合い内容を深めることができる。
〈実践の目標〉
前回の授業の振り返りを二人組でおこなう。
基本的な知識を理解して,実践の動きにつなげていけるようにする。
自分の意見をもち,その意見を仲間と共有し,発表までできるようにする。
〈授業写真〉
〈場面1〉前回の授業の振り返りを二人組で行う
・前回学習した単元の問題集を電子データで配り,その問題をもとに振り返りをおこなう。
・問題を出す人と答える人に分かれて交代しながらおこなう。その際に,重要だと思うところや相手が苦手なところなどを重点的に質問したりする。
〈場面2〉今回の題に対して自分で考える
・今回の「食品の安全を守るために,私たちが取る行動」について調べ,自分の意見をつくる。この後に自分の意見を仲間と共有するので,しっかりと考えさせるように伝える。
・調べ方は,教科書やノートやiPadなどを使用する。
〈場面3〉グループを作り,自分の意見を仲間と共有する
・自分の意見を仲間に伝える。声の大きさや表情などを上手く使い,自分の意見を伝えるようにする。
・仲間の意見を聞き,その意見を受け入れ,グループで1つの意見にまとめる。
〈場面4〉発表
・発表する際の役割をグループで決めて,グループごと発表をする。
・それぞれのグループで話し合い出た意見を聞き,どのようなことを考え,そういった結論になったのかを質問できるようにする。
・今回気になったことや重要だと思ったことをシートに書くようにする。そのシートを自分のフォルダーに入れていつでも見られるようにしておく。
〈授業写真〉