高2 古典B 漢文 「塞翁が馬」をよむ【実践事例】 (名古屋市立山田高等学校)

高2 古典B 漢文 「塞翁が馬」をよむ【実践事例】 (名古屋市立山田高等学校)

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基本情報
授業担当者小川亞希子
ICT環境1人1台タブレット
学年 / 教科高校2年生 / 古典B
単元漢文 塞翁が馬
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〈実践の概要〉
高校2年生の漢文「塞翁が馬」について、ロイロ・ノートを用いて授業を行う。
書き下し文や指示語など、一人一人の理解度にばらつきがあっていちいち確認していては時間がかかるものについて、自己・相互採点表を用いて集計し、教員の負担を減らすことを目指した。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
一人一人の理解度を把握することができる
自己・相互の評価表を提出させる際に、紙資源の節約になる
ばらばらに提出されたカードを出席番号順に並べ替える機能があるため、教員の成績資料への転記がしやすい

〈実践の目標〉
書き下し文は相互採点させ、評価表を提出させる。
授業の内容理解、取り組み状況は自己評価させ、評価表を提出させる。

〈授業写真〉

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〈場面1〉書き下し文
生徒は、「塞翁が馬」の訓読文を見ながら各自のノートに書き下す。その後、隣の人と①ログイン済みのiPad、②ノートの2点ずつを交換する。教員が送信した書き下し文(解答)と照らし合わせながら、相違のあるところには赤で傍線を引き、その箇所に応じて評価表を作成する。評価表を提出した後、元の持ち主に①と②とを返却する。自分のノートが返却されたら、傍線が付されている箇所について訂正する。

〈場面2〉指示語の内容理解
教員は3枚のカードと評価表を送信し、本文3箇所に出てくる「之」について、それぞれ何を指しているかを解答させる。評価は、(3点)該当箇所の口語訳、(2点)該当箇所の抜き出し、(1点)誤答、(0点)時間切れとし、3問の合計点によりA~Dの評価となる。3つの提出箱と評価表の提出箱を用意し、3箇所の指示内容を確認した後、評価表を提出させる。

〈授業写真〉
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