(東京都看護協会)医療安全における実践課題を共有【実践事例】
#実践報告 #授業実践事例
授業担当者 | 滝口珠子 |
ICT環境 | 3人1台 |
学年 / 教科 | 施設の医療安全管理の任にある方、または今後その役割を担う予定の方/医療安全管理者養成研修 |
単元 | 医療安全への取組み |
〈実践の概要〉
看護職を対象とした医療安全管理者の養成を行う研修でロイロノート・スクールを活用した。
「医療安全管理者養成研修」は診療報酬の「医療安全対策加算」算定研修であり、施設の医療安全愛作の中心的な立場で活躍することが期待されている。研修の最終日に、所属する施設の医療安全上の課題を抽出し、今後どのように課題に取り組んでいくか、各自が具体策をまとめ、全体で共有した。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
提出機能を活用することで、人数が多い研修でも何部もコピーする必要がなく、タイムリーに情報共有できる。
発表時は、講師が提出された内容からテーマごとに整理し発表順を検討しておくことで効率的に発表できる。
ペーパーレスによりコストの削減ができる。
〈実践の目標〉
今後の自施設における取り組みを課題を明確にする。
〈場面1〉現状と課題の整理
個人ワークで自己の課題と行動計画の整理を行う。
施設での自身の立場を踏まえ、自施設の課題、自己が取り組む課題、行動計画(1か月後・3か月後・6か月後)を作成する。
〈場面2〉グループ内での共有
グループワークを行い、ロイロノート・スクールを活用して各自のアクションプランの発表や実現可能な内容になっているかを検討する。ファシリテータが各グループを担当し、プランが具体的になっていない場合はグループでのディスカッションやアドバイスを行う。
〈場面3〉発表内容の検討と提出
参加者全体に向け各グループから発表する内容を検討する。内容は紹介したい計画のアピールや、計画立案で困ったこと、他グループへの質問等とする。発表用のまとめをロイロノート・スクールの提出機能を使用して講師に提出する。
〈場面4〉全体発表
講師は提出されたまとめから発表順を検討し、指名したグループ順に発表グループのまとめをスクリーンに投影した。発表者はタブレットを操作しながら説明し、各グループの発表後は、他のグループからの質問や意見をうけ、ファシリテータがグループワークで気づいたことや受講者へのエールをコメントした。