用紙と入稿デザインの相性についてのご注意点(名刺印刷)

用紙と入稿デザインの相性についてのご注意点(名刺印刷)

このページでは名刺印刷でご選択いただける、用紙と入稿デザインの相性についてのご注意点についてご説明します。
※用紙の厚さ・重さについては用紙の厚さ・重さガイド(名刺印刷)をご覧ください。
※用紙の種類については用紙の種類ガイド(名刺印刷)をご覧ください。

用紙と入稿デザインの相性について
用紙種類写真が多いデザイン文字が多いデザイン
光沢紙◎ 向いている◎ 向いている
マット紙◎ 向いている◎ 向いている
ケント紙○ 可◎ 向いている
高級紙(ヴァンヌーボ)△ 不向き◎ 向いている
片面強光沢紙(ミラーコート・プラチナ)◎ 向いている◎ 向いている
片面和風紙(しこくてんれい)△(表面) 不向き◎ 向いている
淡クリーム紙(PHO)△ 不向き◎ 向いている
LIMEX△ 不向き○ 可
最高級上質紙(マシュマロ)◎ 向いている◎ 向いている
普通紙(上質紙)○ 可◎ 向いている
サテン金藤◎ 向いている◎ 向いている
アラベール(スノーホワイト)△ 不向き◎ 向いている
モダンクラフト△ 不向き○ 可

紙の特徴とご注意点

光沢紙(アートポスト)
特徴
表面に光沢のある紙で、触った時にツルツルとした感触があります。
特殊な薬品を紙面に塗っているので、色鮮やかに印刷することができます。
ご注意点
表面が平滑で他の用紙と比較してベタ塗りもムラになりにくく写真・イラスト・全面ベタ塗りなどは光沢紙が一番おすすめです。
インクを乗せたときの紙の地色の再現
紙の光沢と同等の仕上がり。
写真が多いデザイン文字が多いデザイン
◎ 向いている◎ 向いている


マット紙(マット)
特徴
つや消しを施した紙で、光の反射が少なく、印刷された文字が読みやすいです。
(インクが乗った部分はツヤが出ます)
表面はさらっとした感触で、落ち着いた雰囲気を演出できます。
ご注意点
印刷した箇所の表面がコーティングされるため、ツヤがでてマット感が隠れてしまい、光沢紙のような仕上がりになる可能性がございます。
インクを乗せたときの紙の地色の再現
紙の光沢より強い光沢の仕上がり。
写真が多いデザイン文字が多いデザイン
◎ 向いている◎ 向いている


ケント紙
特徴
少しざらついた感触で、鉛筆でも書き込みが可能です。
(インクが乗った部分は、筆記性が無くなってしまいます)
色がややくすんで表現され、落ち着いた風合いになります。
ご注意点
広範囲にデザインを印刷すると表面がコーティングされるため、ツヤがでてマット感が隠れてしまい、光沢紙のような仕上がりになる可能性がございます。
また、表面塗工されておらず若干凹凸があるためベタ塗りはムラが出やすくなります。
インクを乗せたときの紙の地色の再現
紙の光沢より強い光沢の仕上がり
写真が多いデザイン文字が多いデザイン
○ 可◎ 向いている


高級紙(ヴァンヌーボ)

特徴
手触りはかなりざらついた質感です。
独特の雰囲気で、落ち着いた風合いの高級感を演出できます。
ご注意点
紙の表面が若干凹凸して風合いのある用紙です。
凹凸があるためベタ塗りはムラが出やすくなります。
インクを乗せたときの紙の地色の再現
紙の風合いが失われます
写真が多いデザイン文字が多いデザイン
△ 不向き◎ 向いている


片面強光沢紙(ミラーコート・プラチナ)
特徴
鏡のような光沢があることから「ミラーコート」と呼ばれ、アートポストよりもさらにハッキリとした色表現が可能です(表面のみ)
ただし、インクがのる部分は光沢感が減少することがございます。
ご注意点
表裏差のある用紙で片面が鏡面加工して光沢が強い用紙です。
鏡面の面はインク(トナー)が乗ると光沢感が失われます。
・インクを乗せたときの紙の地色の再現
紙の光沢が失われます
写真が多いデザイン文字が多いデザイン
◎ 向いている◎ 向いている


片面和風紙(しこくてんれい)
特徴
羽のような特殊繊維が入っており、和紙のような独特な雰囲気を醸し出します。光があたると模様部分がきらきらと輝きます(表面のみ)
ご注意点
和紙風の加工がされた用紙です。オモテ面に銀の繊維が含みが柄があります。
あまり印刷面を多くせず紙の素材を生かしたデザインにすると綺麗に仕上がります。
裏面からは銀の繊維は見えません。
インクを乗せたときの紙の地色の再現
紙の風合いが失われます
写真が多いデザイン文字が多いデザイン
△(表面) 不向き◎ 向いている


淡クリーム紙(PHO)
特徴
ナチュラルな淡いクリーム色の上質紙です。触った感触は非常に滑らかです。
ご注意点
紙自体が薄い黄色の用紙です。
そのためデータと見た目が異なる仕上がりになる可能性がございます。特に淡色は不向きです。
インクを乗せたときの紙の地色の再現
紙の光沢より強い光沢の仕上がり
写真が多いデザイン文字が多いデザイン
△ 不向き◎ 向いている


LIMEX(ライメックス)
特徴
石灰石が主原料の、環境に配慮した水に強い素材です。
ご注意点
紙ではなく石灰石を元にしたストーンペーパーです。
柔軟性がある紙のため、想定より薄く感じる場合がございます。
インクを乗せたときの紙の地色の再現
紙の光沢より強い光沢の仕上がり
写真が多いデザイン文字が多いデザイン
△ 不向き○ 可


最高級上質紙(マシュマロ)
特徴
上質紙と比べて透き通るような高白色の最高級上質紙です。マシュマロのような柔らかな感触ときめ細かな用紙になります。
ご注意点
印刷した箇所の表面がコーティングされるため、ツヤがでて、光沢紙のような仕上がりになる可能性がございます。
インクを乗せたときの紙の地色の再現
紙の光沢より強い光沢の仕上がり
写真が多いデザイン文字が多いデザイン
◎ 向いている◎ 向いている


普通紙(上質紙)
特徴
少しざらついた感触で、鉛筆でも書き込みが可能です。色がややくすんで表現され、落ち着いた風合いになります。
ご注意点
印刷した箇所の表面がコーティングされるため、ツヤがでて、光沢紙のような仕上がりになる可能性がございます。
インクを乗せたときの紙の地色の再現
紙の光沢より強い光沢の仕上がり
写真が多いデザイン文字が多いデザイン
○ 可◎ 向いている


サテン金藤
特徴
光沢が抑えられたサテンのような触り心地の用紙です。
インクが乗った部分に光沢感が出るダル系マットコート紙と呼ばれる種類の用紙です。
高級な風合いを出したい際におすすめです。
ご注意点
印刷した箇所に光沢感がでます。
インクを乗せたときの紙の地色の再現
紙の光沢より強い光沢の仕上がり
写真が多いデザイン文字が多いデザイン
◎ 向いている◎ 向いている


アラベール(スノーホワイト)
特徴
画用紙のような風合いで紙本来の優しい手触りの紙です。紙の質感を活かしたシンプルなデザインや文字中心のデザインがおすすめです。
ご注意点
印刷した箇所の表面がコーティングされるため、ツヤがでて、光沢紙のような仕上がりになる可能性がございます。
用紙がきめの細かい画用紙のような風合いを持ち多少凸凹しているため色むらが出る可能性がございます。
インクを乗せたときの紙の地色の再現
紙の光沢より強い光沢の仕上がり
写真が多いデザイン文字が多いデザイン
△ 不向き◎ 向いている


モダンクラフト
特徴
厚手のクラフト紙です。印象的な名刺やショップカード、スタンプカードを作りたい時におすすめです。
ご注意点
クラフト紙のため紙の色が茶色でカラー印刷すると色がくすんでしまいます。
紙の表面がザラザラしているため色むらが出やすくなります。
また、白色印刷には対応しておりません。
インクを乗せたときの紙の地色の再現
紙の光沢より強い光沢の仕上がり


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