中綴じ冊子・スクラム製本冊子のデータ作成ガイド
印刷用テンプレートをご利用いただくと、お客様でデータのサイズを設定いただかずにご注文サイズのデータが簡単に作れます。
塗り足し不足やサイズ間違いなどによるデータ再入稿を防ぐため、データを新規で作成する際にはテンプレートをご利用ください。
複数ページの商品をご注文の場合、ページごとにファイル分かれていても、1つのファイル内に連続したページとしてまとめていても問題ありません。
また、見開きで作成いただいても、単ページで作成いただいても問題ありません。見開きで作成する場合、ページ順でデータを配置してください。詳細は本ページの「見開きでデータを作成するときの注意点」をご確認ください。
ページごとにファイルを分ける場合の注意点

データは1つのフォルダにまとめ、圧縮してご入稿ください。
ファイル名はページ構成がわかるように命名してください。ファイル名
からページ順を判断できない場合、データの再入稿をお願いすることがございます。
ファイル名には半角英数のみご使用ください。日本語や記号等を使用すると文字化けしてしまい、データを正常に開
くことができません。
印刷までスムーズに進行していただくために
データは合計で2GB以下にしてください
合計のサイズが2GB以上の場合、通常のデータチェックよりもお時間をいただいたり、印刷に進行できない可能性がございます。
画像ファイルを適正サイズに修正、またはラスタライズなどによりデータ全体のサイズを下げてください。
印刷に適した画像サイズでご入稿ください
データのサイズが規定より大きい場合も、綺麗に印刷されることはありません。
必ず適正なサイズでご入稿ください。
複雑なデザインはラスタライズしてください
Illustratorで背景やイラストなどにパスやパターン、透明効果などを使用している場合もファイルサイズが大きくなってしまいます。
データ内に該当する箇所がありましたら下記の方法でラスタライズしてください。
【複雑なデータの例】
×複雑なパターン
×透明効果やグラデーションの多用
印刷までスムーズに進行できるよう、ご協力をお願いいたします。
データ作成時には、表紙ページ4ページ分と本文ページ(ご注文のページ数ー4)ページ分を作成してください。
データのページ数がご注文ページ数に足りない場合
ご入稿データがご注文ページ数に足りない場合は、白紙ページを挿入することが可能です。
お客様自身でご入稿データに白紙ページを挿入していただくか、データ入稿時のコメント欄等に白紙を挿入したいページのご指示をお願いいたします。
(指示例:最終ページに白紙を挿入してください。)
ご注文のページ数が不足している場合、こちらで白紙を追加する場合があります。
「左綴じ」「右綴じ」で面付けの順番が変わります。面付け順は下記の通りになりますので、データ作成の際はご注意ください。
単ページの場合

見開きページの場合

見開きでデータを作成するときの注意点
下記右側のような対向面付のデータは、 意図しない順番で印刷される場合がありますので、対向面付は行わないでください。 必ず、ページ順での作成をお願いいたします。
やむを得ず対向面付のデータで入稿される際は、ページ順がわかるよう、必ずデータ内にノンブルを入れるかデータ入稿時のコメント欄に面付け順のご指示をお願いいたします。

ノンブルとは、ページの下の方にあるページ数を記した数字(ページ番号)のことです。
ノンブルを入れたい場合は、お客様にてデータ内に入れてください。
ラクスルでノンブルの作成はいたしかねますので何卒ご了承ください。

「表紙」を両面カラー印刷、「本文」を両面モノクロ印刷の場合、両面カラーで印刷した表紙でモノクロ印刷の本文をはさんで製本します。
表紙の裏、裏表紙の裏にカラーデータを入稿いただいた場合、表紙の裏、裏表紙の裏もカラー印刷になります。
表紙の裏、裏表紙の裏を本文にそろえてモノクロにしたい場合は、データ自体をモノクロにしてご作成ください。

切れてはいけない文字やデザインは仕上がり位置より3mm以上内側に収めてください。

意図的に文字切れやデザイン切れをさせている場合の注意点
塗り足し不足や文字切れ、デザイン切れ等があると、データの再入稿をお願いすることがございます。
意図的に文字切れやデザイン切れをさせている場合は、データ入稿時のコメント欄に「文字切れ了承」等の記載をお願いいたします。
データチェックをスムーズに進めるため、ご協力をお願いいたします。
製本工程で、若干のズレが生じる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
ズレが気になる場合には、デザインは紙の端(仕上がり位置)まで配置しないでください。

帯や背景などを左右ページを通してデザインを配置すると、製本工程でズレが生じる場合があります。
ズレが気になる場合には、見開きのデザインを避けてください。

綴じ位置付近に文字や左右で繋がりあうデザインを配置すると、仕上がり時のズレ・綴じた際の針金などにより文字が読めなくなる恐れがございます。
切れてはいけない文字やデザインは 綴じ位置より3mm以上離して 配置してください。


「上綴じ」とは横位置に印刷して上部を綴じる仕上がりのことです。ページを開く際は、上に向かって開きます。
中綴じ冊子・無線綴じ冊子のご注文で「上綴じ」の仕上がりにすることが可能です。
上綴じの仕上がりをご希望の場合は、下記の通り注意点がございますので、
注意点をご確認いただいたうえで、ご注文・データの作成をお願いいたします。
必ず 「左綴じ」 でご注文ください。
上綴じの仕上がりをご希望の場合は、裏表紙の向きをご指示をお願いします。
以下の「Aパターン」「Bパターン」のいずれかで進行いたします。
データ入稿時のコメント欄にて、パターンをご指示ください。
裏表紙が白紙の場合は、データ入稿時のコメント欄に上綴じ希望の旨のみご記載ください。
お客様にて面付される場合は、下記の図をご参照いただき、裏表紙の向きにご注意ください。

デザインしたデータが入稿に適しているか入稿前にセルフチェック
デザインしたデータを印刷機で印刷する為には、印刷に適したデータとして作成する必要があります。
データ作成に使用したアプリケーションによってチェックする項目が異なりますので、下記ページよりチェック項目の確認を行ってください。
