nohitとno-strict-hitの違い

nohitとno-strict-hitの違い

nohitは、従来の意図予測検索の適用時に、no-strict-hitは、意図予測検索2を適用時に利用する指標です。
いずれもFAQで検索した際に適切な記事がヒットしなかったキーワードを確認するために利用しますが、着目点や計測ルール、改善のためのアプローチは異なります。

nohit
従来の意図予測検索では、「検索結果が0になる」という検索結果の件数に着目します。
nohitは「検索結果が0になる」キーワードが検索された数を計測しています。

意図予測検索では、検索したキーワードに完全に一致するキーワードが質問文になくても、活用形等で補完(曖昧検索)されて記事が検索結果に出てくる場合があります。補完されて検索結果に記事が出てきたキーワードはnohitに計測されません。

nohitとなったキーワードに対しては、記事作成や質問文の充実などを行い、nohit率を減らすアプローチが有効です。


no-strict-hit
意図予測検索2では、AIが検索の入力に最も近い記事を算出して検索結果に表示するため、「検索結果が0になる」ことが無くなります。
そのため、具体的に「ユーザーが何を検索したか」という点に着目します。
no-strict-hitはユーザーが検索したキーワードに対する記事のヒットを、より厳密に計測します。

意図予測検索2では、補完して検索されるキーワードの一部もno-strict-hitに計測されます。
no-strict-hitは計測するキーワードが増えるため、nohitよりも回数が増えます。

no-strict-hitとなったキーワードは、課題のある可能性のあるキーワードですが、曖昧検索や意図予測検索2のアルゴリズムにより適切な記事が検索結果に出ている可能性があります。
実際のFAQで検索結果を確認しながら、必要に応じて記事作成や質問文の充実などの対応を進めてください。
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