物事の深堀りと他の視点

物事の深堀りと他の視点


これはTeamJ Advent Calendar 2019 2日目の記事です daiiz
昨日はkanataくんによるTeamJの今年の活動 ver2019でした。
来年も沖縄行きたいですね。
最近のゆるキャン△吊橋・伊豆旅行についてはおいおい書きたい。アドベントカレンダーの先は長い。

来週の土曜日 (12/14)、技書博2で『探究 SVGとスクリーンショット』という薄い本を頒布します。
別の機会に紹介記事を書きますが、SVG Screenshotとその派生物の開発記を中心に細々したことを書いています。
ぜひお越しください!

この本を書いていて、探究活動について偶然図解化できた考えを少し書いてみる
(視点) から伸びるで例える
せっかく図にできたのでこの調子で文章にしてみよう
普段はこういうネタはTeamJのプライベートなScrapboxだけに書いていたのですが、よく考えると特に秘密にする内容ではなかった
来年はもっとパブリックに放出していきたいですね


一つの視点探究を進めると、最終的に次のどれかに落ち着く気がする
その分野では常識的な知識や背景の獲得、シンプルに思いつく解法をマスターする
図右の第一層 (☆)
将来的に役に立つ知見の幅になるので、この層の最深部には到達しておきたい
特に着地点は見えないが面白いので深堀りしていく
先が見えないので結構不安もある
他にもやるべきことがあるのにこんなことやって良いのだろうか?という気持ちも湧き始める
しかし、ここで諦めてはつまらない
この層に到達すると縦だけでなく横にも根が伸び始める
探索範囲が広がり始めて収集がつきにくくなり、さらに不安になる
慣れてくると気にならなくなってくる
興味深い分岐を見つけたら潜り始める前にScrapboxにノートしておこう
再出発しやすくなる
Scrapboxでアイデアを繋ぎながら開発するのためのリンク資産が増える
面白いことが起こる
他の種 (図左の種) から伸びる根に繋がる瞬間がある
繋がる先の根は、その分野の第一層にあることが多い
つまり、他の分野からのアプローチを使えば一般的な解法で解決できるということ
ここまで潜ってきたのに案外シンプルにまとまったね、というケースがこれ
探究 SVGとスクリーンショット』の第3章の最後で紹介した事例
一つの視点を根気よく探究した結果、他の分野の視点を手に入れたということになる
時間がかかるかもしれないが、広い視点で見るのが苦手でも大丈夫、ということ
何かを追っている限り新しいことには突き当たる、という感覚で趣味開発を続けている
さらに進むと、新しい発見発想、自分なりのオリジナリティのある手法を見出せる
図中の最終層 (☆☆)
恐らく誰もやっていなさそう (価値があるかは別問題)、という瞬間に立ち会ったりする
しかし、他の分野からのよりシンプルなアプローチが本当に不可能か?確信を得るのは難しい
ブログで書いたりや登壇発表したり、広く意見をもらう活動を続ける
一工夫加えて汎用性を高めると価値が出たりする

明日はmathharaくんです

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