連絡発信の対象から外れてしまう

連絡発信の対象から外れてしまう

発信対象に含まれないケースは以下4つが考えられます。

(1)連絡先(宛先)の指定に合致しなかった
自動連絡発信用の定型連絡作成時には、連絡先をユーザ、部署、検索ワード、地域、グループで指定します。
指定した条件から漏れていたユーザには、連絡は発信されません。

例)
東京都で震度5強の地震が発生した際に勤務地または居住地が「東京」のユーザに連絡を発信しようとしたが、定型連絡の連絡先指定で『勤務地「東京」AND 居住地「東京」』に設定したため、両者に合致するユーザにしか連絡が届かなかった。
勤務地か、居住地のどちらかが「東京」に該当するユーザに連絡を送りたい場合は、『勤務地「東京」OR 居住地「東京」』と設定する必要があります。
「AND」で指定すると、勤務地「東京」で居住地「埼玉」のユーザは片方にしか該当しないため対象から外れてしまいます。

(2)ユーザの属性設定が誤っていた
宛先に指定されている所属部署や検索ワードがユーザに設定されていなければ、定型連絡の宛先に指定しても対象者には含まれません。
例)
関東地方で震度5強以上の地震が発生した際に、関東勤務のユーザへ連絡を発信するため定型連絡の連絡先指定は勤務地で「関東勤務」に設定していたが、あるユーザの「勤務地」を設定できていなかったため対象から外れてしまった。

(3)連絡先が1つも登録されていなかった
連絡先が1つも登録されていない場合、発信対象者にカウントされません。

(4)指定した連絡媒体を連絡先に登録していなかった
エマージェンシーコールでは、定型連絡の作成時に連絡を送る媒体を好きなように指定できます。
例)
「電話媒体」を外し、「メール」と「スマートデバイス」のみに発信するといった設定が可能です。この場合、メールアドレスやスマートデバイス(EMCアプリ)を登録せず、電話番号のみを登録していたユーザは連絡対象から外れます。
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