その他 国語 「秋の夜」を想像して俳句を作ろう 俳句を作ろう【授業案】旭川市立大学経済学部 山崎 智仁
学年 / 教科 | その他/国語 |
単元 | 俳句を作ろう |
指導要領 | 中学部1・2段階 |
教科書会社 | 国語 ☆☆☆☆ |
授業者 | 山崎 智仁(旭川市立大学経済学部) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
想像したり創作したりすることに苦手さがある生徒たちの想像力を、話し合いによるイメージの共有や動画の視聴によって補うことで、情景を思い浮かべながら俳句を作ることができるように工夫しました。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】【「秋の夜」に関するイメージの共有】生徒たちに「秋の夜」と聞いて、イメージしたことを自由に話し合ってもらうことでイメージを共有してもらいます
「秋の夜」について思いついたことを自由に意見してよいことを伝える。
不安を感じやすい生徒がいるため、どのような意見にも称賛を送ることで、「間違っていたらどうしよう」といった不安を軽減する。
書くことで思考が止まらないように、生徒の意見は教師がカードに記入し、生徒らが端末から見られるようにしておく。
【展開2】【「秋の夜」に関する動画の視聴】「秋の夜」に関する動画を視聴することで、イメージを更に深めてもらいます
教師が作成した「秋の夜」に関する動画をイヤホンを使ってそれぞれ視聴することで、視覚情報(月見に関するものなど)や聴覚情報(虫の声など)を得られるようにする。
動画を視聴しながら、カードを記述できるようにしておくことで、すぐに思考を可視化できるようにする。
それぞれの生徒が書いたカードを発表しあい、全員でイメージを共有できるようにする。
【展開3】【俳句の作成】「秋の夜」の情景を思い浮かべ、俳句を作ってもらいます
それぞれの生徒が自由に俳句を作成する場面を設ける。教師は生徒に「俳句カード」を送る。
机間指導を行い、助言したり、一緒にモーラ数を確認したりする。
俳句が完成したら、教師に「俳句カード」を送ってもらう。
生徒が作った俳句を大型提示装置にて提示することで、他の生徒の参考になるようにする。
【展開4】【俳句の発表】それぞれの生徒に俳句を発表してもらい、友達から感想を伝えもらいます
それぞれの生徒に作った俳句と、どんな情景を思い浮かべて俳句を作ったのかを発表してもらう。
友達の俳句に関して感想を伝える際、自分の気持ちを上手く言語化できない場合がある。そのため、「感想カード」を生徒らに送り、自分の気持ちに一番近いカードを友達に送ってもらう。気持ちを言語化できる生徒には、どうしてそのカードを送ろうと思ったのかを感想をふまえて発表してもらう。