中1 理科 物質のすがた 3種類の白い粉末がそれぞれ何か調べる【実践事例】 (飯豊町立飯豊中学校)
授業担当者 | 佐藤 聡 |
ICT環境 | 4人以上で1台 |
学年 / 教科 | 中学校1年 / 理科 |
単元 | 物質のすがた |
〈実践の概要〉
班ごとに、塩,砂糖,小麦粉を見分ける方法について考えて、実験の様子と実験結果についてロイロノートのカメラ機能を使って記録した。その後、テキストに実験のねらい,方法,予想,結果,考察についてまとめた。それを元に実験の内容や結果を発表する事で、クラスの中で沢山の実験方法について触れさせることができた。また、テキストの編集、動画や写真の撮影が1つのノートで行えるのに加え、テキストに写真を貼り付けたり、テキストをつなげたりすることで、レポートの書き方やプレゼンテーションのスキルアップにもつなげることができた。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
写真や動画に記録しておくことで振り返りが行いやすい。
テキストのシート毎に、表紙、予想、実験方法などと分けることで、発表資料を製作しやすい。
テキストに簡単に写真や動画を貼り付けることができる。
〈実践の目標〉
物質を調べる方法や、試薬の使い方や変化を身に付ける。
レポートの書き方に沿って、ロイロノートを使って資料をつくる。
班で協力して、予想、実験、結果と考察、レポート作成を行う。
〈授業写真〉
〈場面1〉実験方法の確認と、ロイロノートを使ってレポートのまとめ方の確認
ロイロノートに班の中の代表者の名前でログインさせて、実験の題名でノートを作成させた。その後、教師側で事前に作成したテキストを使い、実験の目的と、レポートのまとめ方を確認して、実験方法を班ごとに考えた。
〈場面2〉実験の結果を動画や、写真で記録する
実験を行う人、ノートに記録する人、ロイロノートを使って実験の方法を記録する人を班の中で分担し、実験を行う。ロイロノートを使って記録する際、特に注目して記録するポイントをおさえる。
〈場面3〉実験結果を基に、レポート用のテキストに考察をまとめる
実験の動画や写真を見ながら、どんな反応が起きたかや、どんな結果になったかを確認して、テキストにまとめ、レポートを作成する。テキストに写真を入れたり、文字を入力したりする方法を机間指導する。
〈場面4〉レポートにまとめた事を班ごと発表する
班で行った実験とその結果、考察を班ごとに発表して、クラスの中で共有する。班ごとに自分たちで考えた実験を行ったため、実験の方法(試薬の使い方など)、反応の仕方、結果を動画や、写真で見せながら発表したことで、実験していない生徒も意識して見ることができた。