中1 国語 少年の日の思い出 自分を見つめる【授業案】世田谷区立玉川中学校 堀江 信彦
学年 / 教科 | 中1/国語 |
単元 | 8 自分を見つめる |
指導要領 | 思考・判断・表現C⑴イ・エ |
教科書会社 | 光村 |
授業者 | 堀江 信彦(世田谷区立玉川中学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
シンキングツールをワークシートとして活用する
生徒間通信を活用して,多様な意見を取り入れる
細かい描写や表現から、主人公の変容を捉える
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】全体の構成の把握
現在と回想に分かれていることを確認する。
回想を語句を踏まえ、2つに分ける。
範読した後、人物と出来事を整理する。
現在の「客・友人」と回想の「僕」が同じ人物であることを確認する。
【展開2】物語における象徴
キーアイテムが「ちょう」であることを確認する。
「客」にとって、どんなものか文中の言葉から確認する。
→「幼年時代の思い出を強くそそられるもの」
「星の花が降る頃に…」では銀木犀が「友情」の象徴。
→「ちょう」が思い出の象徴であることを確認する。
思い出がどんなものかわかる描写を見つける。
→個人でカードを作成し、意見共有の時間を設ける。
提出した生徒の中から、数名が発表する。
→「闇」に関する表現が多い=思い出したくない
【展開3】人物像の比較
「僕」の変化を捉えることを目的とし、描写、言動、表現を探す。
個人でカードを作成する。→生徒間通信をし、描写・言動の
カードを集める。意見共有をする。
集めたカードを取り入れ、人物像を整理する。
提出した生徒の中から、数名が発表する。
「宝物」と「宝石」の違いから、2人の差を考える。
→「宝物」(僕)…自分にとって大切。主観。
宝石」(息子)…誰が見ても美しい。客観。
【展開4】主人公の変容
「僕」の心情が変化している所や変化につながる描写を探す。
個人でカードを作成する。→生徒間通信をし、描写・言動のカードを集める。意見共有をする。
4人班を作り、意見をまとめる。
代表者が発表する。
「僕」の変化について説明する。
【展開5】成長とテーマをつなぐ
「僕」の変化を踏まえ、「ちょう」を潰した理由を考える。
そこから学ぶべきテーマを考える。
個人でカードを作成する。→生徒間通信で、意見のカードを集める。
集めたカードを取り入れ、整理する。
提出した生徒から、数名が発表する。
物語のテーマと主人公の成長が重なることを確認する。