中1 理科 燃やすという方法で物質を科学的に見分けよう 物質のすがた 【授業案】 大野城市立大野中学校 菅 啓太

中1 理科 燃やすという方法で物質を科学的に見分けよう 物質のすがた 【授業案】 大野城市立大野中学校 菅 啓太


基本情報
学年 / 教科中1/理科
単元物質のすがた
指導要領身の回りの物質(ア)身の回りの物質とその性質について
教科書会社大日本図書
授業者菅 啓太(大野城市立大野中学校)

単元全体


解説動画


作成者からのアピールポイント
お馴染みの白い粉を特定する授業の実践です。実験のようすを動画で撮影し,共有ノートで共有させることで実験結果を再検討したり,まとめ方を工夫したりすることができます。また,記録した動画を見直すことができるため,何度も見返し,仲間と対話をしながらより洗練された実験計画(分類チャートず)を立てることができます。物質の性質に注目するという,質的なものの見方や考え方を育むことができればと思って作成しました。

ロイロノート・スクールのnoteデータ


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【展開1】パフォーマンス課題
学習意欲を喚起させるために,校内で白い粉が見つかり,それを特定しなさいというパフォーマンス課題を提示する。
どうすれば科学的に見分けられるかを予想させ,加熱したときの変化の違いを調べていく方向性をもたせる。




【展開2】白い粉の燃え方の違いを調べる
小麦粉,砂糖,食塩をガスバーナーで加熱したときに,どのような反応が見られるか調べる。
実験のようすを動画で撮影して,記録させる。
班ごとに実験をさせ,実験結果は共有ノートで随時共有させる。他の班の結果と比較して,結果が異なったら再度実験させる。




【展開3】分類チャートの作成
記録した動画を見返しながら,物質を見分けるためのチャート図を作成させる
作成したチャート図を全体で共有し,自分のチャート図を修正したり強化したりさせる。
最後に,クラス全体で説明する場を設けチャート図を作成するコツは何か振り返らせる。




【展開4】白い粉の特定
分類チャートをもとに謎の白い粉を特定させる。
白い粉には,食塩と見た目が似たグラニュー糖を渡す。(前時では砂糖は上白糖を渡して調べさせた)
「鑑定結果」として動画付きで提出させて共有する。
終末では有機物と無機物について説明し,ベン図を用いて仲間分けさせた。
最後に,3時間を通して分かったことを振り返らせた。





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