中2 理科 電気の世界 モーターのしくみ 【授業案】四国中央市立川之江南中学校 佐藤 広幸
学年 / 教科: | 中2 理科 |
単元: | 電気の世界 |
指導要領: | 電流とその利用 (イ)電流と磁界 |
教科書: | 東京書籍 |
授業者: | 佐藤 広幸(四国中央市立川之江南中学校) |
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解説動画
作成者からのアピールポイント
電気の世界の授業では、電流・電圧・抵抗の関係(オームの法則)をメインに実験したり、計算したりするが、実生活でたくさん使われているモーターのしくみを知り、生徒自身がより大きく動くモーターの条件を調べることによって、さらに身の回りの電化製品に使われる科学技術に興味を持てるようにしたかった。また、班ごとに調べたデータをロイロノートで共有することで限られた時間で、よりよい条件を見つけ出せるようにした。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】磁界の中でコイルが受ける力を調べよう
○ 生徒は実験を行い、磁界の中でコイルに電流を流すと、コイルにどのような変化が起こるかを調べる。
○ 結果はシートにまとめ、班の代表者が教員に提出する。
【展開2】磁界・電流・力の向きの関係性を知る
○ 班ごとの実験結果を提示し、規則性を見出す。
○ コイルに掛かる力を説明するため、フレミングの左手の法則が成り立つことを説明する。
【展開3】より速く、大きく動く装置を作ろう
展開1で行った実験を、各班で条件を変えて行い、コイルの動きの変化を調べる。
<変える条件>
・導線の種類 ・導線の直径 ・コイルの巻数 ・コイルの直径 ・コイルに掛かる電圧の大きさ ・電流の大きさ など
○ 実験の結果が分かり次第提出し、他の班が行った実験を参考にする。
【展開4】まとめ(次時へ向けて)
○ 提出した各班のデータを共有し、コイルの動きがより大きくなる条件を知る。
○ 次時で行うクリップモーター作りのヒントとして生かせる情報を班で考える。(優先したい条件を選び、ピラミッドチャートやダイヤモンドランキングにまとめる。)