中2 数学 証明の進め方 証明【授業案】大手前高松中学・高等学校 多田 祐汰
学年 / 教科 | 中2/数学 |
単元 | 証明 |
指導要領 | B 図形 (2)図形の合同 |
教科書会社 | 啓林館 |
授業者 | 多田 祐汰(大手前高松中学・高等学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
証明というと生徒がかなり苦手とする分野で理由としてはどこから手をつければいいかわからないということが多い。しかし、証明の流れを意識して普段から物事を考えたりすると有利に働くことも多いので分かっていてほしい分野。そこでシンキングツールを利用することで証明していく順序がわかるように考えてみた。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】合同条件復習
今までに習ってきた、三角形の3つの合同条件や平行線の性質などを復習するためにカードに書かせる。
ペアをつくり、カードに書いたことを説明させる。
何ペアかあてて、前で共有させながら全体で確認する。
【展開2】結論に導くためのことがら
問題をカードで配信し、問題から結論を把握。
結論を導くために何を証明して結論に結び付けるかを考え、情報分析チャートに記す。
提出箱に提出し全体で共有。
【展開3】合同の証明
三角形の合同を証明するために仮定などからことがらを整理する。
整理したことがらから使うべき三角形の合同条件を選ぶ。
情報分析チャートに考える過程を示す。
【展開4】共有・評価
2人組のペアをつくり、お互いに作った情報分析チャートを用いて順序だてて説明させる。
説明を聞いた側は、その証明に対して、良かった点改善点などを伝える。
リフレクションとして提出箱に理解度で分けた色付きカード(分かったこと、疑問点など記入)を提出させる。
青(理解完璧)
緑(少しわからないところあり)
赤(理解できない)