中2 社会/地歴公民 日本の地域間格差をなくすにはどうすれば良いだろうか? 日本の地域的特色【授業案】バルセロナ日本人学校 久冨 哲朗
学年 / 教科 | 中2/社会/地歴公民 |
単元 | 日本の地域的特色 |
指導要領 | C(2)日本の地域的特色と地域区分 |
教科書会社 | 社会科 中学生の地理(帝国書院) |
授業者 | 久冨 哲朗(バルセロナ日本人学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
本単元は、日本の各地方の具体的な学習の前に、国土全体を大観し、特色を捉えることが目的です。世界の特色や地域的課題などの1年時に学んだ内容を生かし、それらと比較したり繋がりを考えることで、生徒たちが問いを生み出しながら主体的に学んでいけるよう、単元をデザインしました。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】「格差社会」と言われるが一体どんな格差が問題となっているのだろう?
「日本国内にも『格差』はあると思いますか?」という発問から、思い浮かぶ地域間格差を挙げていき、XチャートやYチャートを用いて分類していく。
「世界の諸地域」等の学習で身に付けた見方や考え方を生かしたい。
【展開2】日本の地域間格差をなくすにはどうすれば良いだろうか?
展開1で行った分類をもとに「自然災害」、「経済・産業」、「資源・エネルギー」、「人口」、「交通・情報」等に項目を分け、それぞれの課題について学んでいく。
その際、精緻化を促したい語句や用語についても、ふり返りを利用して適時フィードバックを行っていく。
【展開3】日本の地域間格差をなくすための方策についてプレゼンテーションしよう
担当する項目ごとにアイデアを持ち寄り、ダイヤモンドチャート等を使って実現可能性や具体性を検討する。
展開4に向けて、アイデアをブラッシュアップする。
【展開4】日本の地域間格差をなくすための方策についてレポートにまとめよう
グループ内で分担したそれぞれの項目ごとに、調べた内容や考えを融合させ、単元課題に沿ってレポートを作成する。
自分の担当したテーマのみに偏らないように注意はするが、何を重点課題とするかは決めてもよい。(根拠も明らかにする。)