中3 理科 実験観察活動(電気分解)で実験記録を書こう! 化学変化とイオン【授業案】 立命館守山中学校・高等学校 國領正博
学年 / 教科 | 中3/理科 |
単元 | 化学変化とイオン |
指導要領 | 第一分野(6)ア(イ)原子の成り立ちとイオン |
教科書会社 | 未来へ広がるサイエンス3 |
授業者 | 國領正博(立命館守山中学校・高等学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
共有ノート機能によって、生徒間通信や提出箱の回答共有とは異なり「リアルタイムで情報共有できる」ようになる。そこで、グループ内では分担しての活動を容易にし、他グループの活動や結果を参考にしながら活動することを支援できると考えた。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】本時の目標から方法を考える
実験方法の確認と準備。
3名程度の小グループで1つのカードを利用する。
グループで準備物、方法を確認しカードに記入する。
分担しながら進める一方で、相互に情報を共有・確認することで、協働的に学ぶことができる。
【展開2】仮説を立てて検証する
実験を行い観察する。
複数回続く電気分解実験において、その記録から今回の結果について仮説を立てる。
観察したことをそれぞれがカードに記入していく。
同時に進行する現象を分担しながら観察・記録すると同時に、仮説(予想)との整合性を思考する。
【展開3】他グループとの比較による検証
情報を確認し結果を確定する。
他のグループの実験方法や結果を見ながら、方法の修正や観察の補足を行う。匂いだけでなく金属光沢の確認や水溶液の色の変化など多面的な捉え方に気づかせることができる。
短時間に、またはリアルタイムに情報を収集できるため、結果から考察するための材料が蓄積できる。
【展開4】言語化による内容の整理
結果をもとに起こった現象を解釈する。
蓄積された情報を合成し、結果の解釈を行う。
カメラなどを用いて視覚的な記録をすることは容易であるが、ここではその内容を化学反応式や言語で表現する機会とする。