中3 国語 松尾芭蕉はなぜ俳諧師として名を残したのか いにしえの心を受け継ぐ【授業案】岐阜市立青山中学校 清水裕樹
学年 / 教科 | 中3/国語 |
単元 | いにしえの心を受け継ぐ |
指導要領 | 読むことア・イ、我が国の言語文化に関する事項ア・イ |
教科書会社 | 光村図書 |
授業者 | 清水裕樹(岐阜市立青山中学校) |
投稿日 | 2024年12月26日 |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
「古典が苦手である」と答える生徒も多い。今との違いにつまずくこと多いからであると考えられる。そこで、松尾芭蕉をどれだけ身近な人として、またその時代を懸命に生きた1人であるかを実感させられるかを中心に考え、授業を構成しました。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】松尾芭蕉とは
「松尾芭蕉とはどんな人物なのか」について探究する時間
教科書にある「作者」「出典」欄に書かれていることから興味づけ
【展開2】芭蕉の旅への思いの強さはどこから
「古人」とは誰か→前単元「君待つと」とのつながり
自分の家を売り払うほどの覚悟
今の「旅」に対する気持ちとの違い
「草の戸」と「雛の家」の対比
【展開3】なぜ「夏草」を選んだのだろう
500年前の出来事を思い涙を流すのはなぜか
この地と西行法師との関係性
悠久の自然と人間の営みの儚さとの対比
「夏雲」「夏木立」「夏の風」ではだめだったのか
【展開4】芭蕉がこのばめんを描いた意図とは
間に俳句を挟み、後半部分を作っている構成
曾良旅日記を読むと、実際には「経堂は不開」であり、「天気明」と書かれている
→「おくのほそ道」の記述との差異
この場面を付け加えたのには意図があるのでは
俳句の推敲前と推敲後の違い
切れ字の位置
#思考の流れ