中3 理科 慣性の法則 運動とエネルギー【授業案】岐阜市教育委員会 学校指導課 細江達三
学年 / 教科 | 中3/理科 |
単元 | 運動とエネルギー |
指導要領 | 運動とエネルギー (イ)運動の規則性 |
授業者 | 細江達三(岐阜市教育委員会 学校指導課) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
生徒が興味関心を抱くようような事象の提示をすること
カードの配布&提出により、個の予想の根拠を明確にし、仲間と共有できること
消える事実(ボールの運動の様子)を、ロイロノートで動画保存、活用できること
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】問題把握(事象に興味をもち、予想する)
止まっている台車の上で真上にボールを投げ、落ち方をみる。
次に、動いている台車の上で真上にボールを投げた場合どうなるか疑問をもつ。
前、その場、後ろという落ち方に合わせた3種類の色のカードを配布する。
生徒は、自分の予想に合うカードを選び、根拠等を記入し、提出する。
【展開2】予想交流(予想を交流し再考する)
提出箱に提出された予想のカードを互いに見合う。
カードの色を参考に、個の目的に合わせた自由交流をする。
教師は、生活経験を根拠にしている生徒を意図的指名する。
教師は、力の向きを根拠にしている生徒を意図的指名する。
【展開3】実験及び結論(仲間と協働的に探究し、結論を出す)
実際に台車にのって、真横から撮影し、ボールの軌道を確認する。
力学台車とパッチンカップを利用し、同様に撮影し、確認する。
台車に乗っている人の視点で確かめたり、力の向きとボールの動きとを関連付けて考えたりして、考察を深める。
【展開4】日常とつなげる(学んだことを日常とつなげて考える)
教師は、慣性の法則を押さえ、クラゲチャートのカードを配布する。
生徒は、日常の中でみられる「慣性」を調べ、クラゲチャートにまとめる。
作成した、クラゲチャートを提出箱に提出する。
提出されたものを生徒同士で見合い、情報を効率的に共有する。