中3 英語 夏に来日する外国人観光客に地域の見どころを紹介しよう 伝統的な文化や言語を尊重する【授業案】岐阜聖徳学園大学 川谷 菜々実
学年 / 教科 | 中3/英語 |
単元 | 伝統的な文化や言語を尊重する |
指導要領 | (ウ)日常的な話題や社会的な話題について、伝える内容を整理し、 |
英語で話したり書いたりして互いに事実や自分の考え、気持ちなどを伝え合うこと。 | |
教科書会社 | NEW HORIZON |
授業者 | 川谷 菜々実(岐阜聖徳学園大学) |
投稿日 | 2024年8月23日 |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
日常生活に即した話題から入り、実際の相手を想定した目的・場面を設定しました。これまでに学習した英語表現を活用させる力を育むとともに、相手のニーズに応じた情報を収集・整理する情報活用能力の育成もねらいとすることもポイントです。シンキングツールを用いながら優先順位をつけたり、情報を整理することで思考力も養うことを目的に授業案を組み立てました。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】導入 学習の見通しを持つ
夏休みに来日するALTの先生の友人や他の外国人観光客の方に、夏の日本の見どころを伝える機会を設けることを生徒に伝える。
これまで学習した英語の紹介文の書き方や発表・書き表し方を基に、外国人観光客が地域に来たいと思えるような魅力的なパンフレットを作成することを生徒に伝える。
【展開2】日本のよさの確認
外国人観光客から見た日本のよさを確認する。
4人1グループで学習を進める。
フィッシュボーン図を使い「なぜ、夏に外国人観光客が多く来日するのか」「外国人観光客が、夏の日本で楽しみにしていることは何か」の視点でまとめる。
【展開3】地域の決定と情報の吟味
外国人のニーズに合った情報を収集したり、自分で考えたりする。
グループで地域を決定する。
グループで調べて、外国人のニーズに合った情報を収集したり、自分で考えたりしてクラゲチャートにまとめる。その際、見出しも考えるようにする。
全体で共有する場で、ALTの先生に方向性がよいかを確認してもらうため、クラゲチャートに書いた見出しは一部英語で表現したり、簡単な英語表現を用いて紹介したりする。
【展開4】製作活動
パンフレットを作成する。
「何をパンフレットで伝えたいか」を明らかにするために、クラゲチャートにまとめた内容を順位づけする。
シンキングツールの切り替えを行い、ピラミッドチャートを選択する。
伝えたい内容の順位が決まったら、これまでに学習した英語の表現を用いてパンフレットに表現する。
【展開5】まとめ 学びの振り返りを行う
本時の学習で身についたことや新しく気づいたことなどを振り返る活動を通して、自己の成果と今後の課題を認識させる。