中3 国語 芭蕉が旅に出た理由を考えよう 奥の細道【授業案】 大妻中野中学校・高等学校 杉田 章修
学年 / 教科 | 中3/国語 |
単元 | 奥の細道 |
指導要領 | 話すこと聞くこと(ウ),(エ) 書くこと(エ) 読むこと(ア),(イ) 伝統的な文化と国語の特質に関する事項(ア) |
教科書会社 | 教育出版社 |
授業者 | 杉田 章修(大妻中野中学校・高等学校) |
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作成者からのアピールポイント
古典を「読むこと」ではなく、「古典の文章から学ぶ」ことを目標に授業を組み立てる試みの延長にあります。現在・これからについて考えるための力を生徒たちにはぐくみたいと考えている先生の参考に慣れれば幸いです。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】古今の旅のイメージを比べてみよう
生徒が持っている「今と昔の旅のイメージ」を相対化する。
【展開2】芭蕉や芭蕉の旅について調べてみよう
芭蕉の旅について、どんな意見や考えがあるのか、インターネットと学校図書館で調べる。
【展開3】芭蕉が旅に出た理由を考えよう
・奥の細道の複数の文章を読み深めてわかることから共通点を見出す
・共有ノートを用いて、読み深めの段階をシェアすることで取り組み方や調べ方などを「TTPS」することで苦手な子も活動に参加できるようにする。
【展開4】芭蕉が旅に出た理由と俳諧の関係について考察する
・俳諧が各場面にあることに注目し、本文から得た推察と俳諧を踏まえて考えた推察にずれがないか考える。
・今回は「立石寺」に詠まれた「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」の句の推敲から芭蕉の考えを読み取ろうとする。