中1 社会 世界各地の人々の生活と環境 ケッペンの気候区分について~調べたことをロイロノートに整理してみよう【実践事例】(広島国際学院中学校・高等学校)
授業担当者 | 為重 慎一 |
ICT環境 | 1人1台タブレット |
学年 / 教科 | 中学校1年生/社会(地理分野) |
単元 | 世界各地の人々の生活と環境 |
〈実践の概要〉
本実践では、地理分野の基礎知識となる「ケッペンの気候区分」について、これまで学習したことをロイロノートに整理していく活動を行った。地理分野における学習活動は、地図やグラフ等のデータを参照しながら、視覚的に理解していくことが中心となる。また、多様なデータを様々な角度から分析していくことによって、対象となる地域の特性や社会課題を見出すため、学習したことをあらゆるツールを使って整理することが重要になると思われる。
以上の観点を達成するため、ロイロノートの特性を活かしながらこれまでの活動の整理にあたった。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
多様な資料を活用する地理分野において、容易に整理がしやすい
データ等に該当する資料をインターネットを活用して追加できる
限られた文字数(カード)の中で。必要な情報を精査してまとめ上げることができる
〈実践の目標〉
これまで学習してきた内容のデータを適切に分類することができるか
与えられたデータをその他のデータを追加することによって発展的な資料を作ることができるか
自らがまとめた内容を他者に簡潔かつ論理的に伝えることができるか。
〈場面1〉実践内容の説明、雨温図・気候カードの配付
学習してきた「ケッペンの気候区分」について、数種類の雨温図のカードと各気候を表した写真カードを先生が配付。このカードを気候区ごとに整理していきます。
〈場面2〉ロイロノートでのカード作成、情報の追加
数種類の雨温図のカードと各気候を表した写真カードを生徒達は気候区ごとに整理し、関係があるカード同士を繋げています。
また雨温図や写真を繋げるだけでなく、なぜ関連付けたのか、理由を別カードに記入させて完成させていきます。別の情報はインターネット等を使って、適切な資料を追加していきます。
〈場面3〉生徒間での発表、情報共有
発表して生徒間で共有します
完成したカードを使って生徒達はプレゼンテーションを行います。
各自が作ったカードが本当に適切にまとめられているか自身で確認するだけでなく、他者に評価してもらい、知識の振り返りして知識定着を目指していきます。