中2 国語 魅力的な提案をしよう 住む町紹介【実践事例】(筑陽学園中学校)

中2 国語 魅力的な提案をしよう 住む町紹介【実践事例】(筑陽学園中学校)


基本情報
授業担当者東島正憲
ICT環境1人1台タブレット(学校貸し出し)
学年 / 教科中学二年生 / 国語
単元魅力的な提案をしよう
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〈実践の概要〉
本単元では国語科の「思考力・判断力・表現力」の内容の中でも特に「話すこと」に重きを置いて授業を展開した。自分の住む町の魅力をプレゼンテーションするという設定のもと、住む地域ごとに男女4〜6名の6班に分けて行った。
話題設定1時間、情報収集3時間、内容・構成・進行案の検討3時間、リハーサル1時間、表現・共有2時間の計10時間で実践した。
内容は中学2年生という学年を鑑み、身の回りの日常生活に終始するのではなく、社会や他者を意識したものにするよう留意した。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
教員は「生徒間通信」のタイムラインを見ることで、進行具合を確認したり、軌道修正のための適切なアドバイスができる。
班ではプレゼンテーションのスライド作成などに必要な情報の共有が、効率よく行うことができる。
生徒たちはこれまでのように媒体による様々な制約を気にすることなく、自由に表現の幅を広げることができる。

〈実践の目標〉
多様な方法で発表の材料を集め、聞き手を意識して材料を整理することにより情報活用力を養う。
資料や機器などを効果的に活用し、わかりやすい説明を目指すことにより話す力を養う。

〈授業写真〉

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〈場面1〉話題設定・情報収集
まずは各班大まかな方向性を決めて、情報収集に着手します。情報収集においては全ての情報を「ロイロノート」に集約していきます。ウェブや書籍の情報はもちろんのこと、フィールドワークなども行い、画像や音声なども「ロイロノート」に集めていきます。
授業以外の時間でも情報収集が手軽にでき、授業中では「生徒間通信」を利用して情報共有・意見交換が中心になります。

〈場面2〉内容・構成・進行案の検討
次にばらばらの情報をまとめて内容・構成の検討に移ります。ここでも「生徒間通信」を利用して、発表用の資料を完成させます。
一方、並行して進行案・発表原稿も作成します。これらも基本的に「ロイロノート」で作成します。発表用のカードのタイミングに合わせて原稿のカードも工夫して作成します。

〈場面3〉リハーサル
リハーサルをして初めて気がつくことがたくさんでてきます。今までのように、模造紙などの媒体では急な変更には対応しづらいものでした。しかし、「ロイロノート」ではすぐに、大胆な変更も可能です。

〈場面4〉プレゼンテーション・相互評価
プレゼンテーション終了後には後日「ロイロノート」の「アンケート」を使い、投票を行いました。
最後に発表用のカードと発表原稿などは全て「提出箱」に提出させます。

〈授業写真〉
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