中3 総合 修学旅行の事前事後学習 ロイロノート・スクールを用いて、修学旅行の下調べから事後学習までを一貫して行う【実践事例】(相模原市立若草中学校)
#実践報告 #授業実践事例
授業担当者 | 河内 智幸 |
ICT環境 | 6~7人班につき2台タブレット |
学年 / 教科 | 中学校3年 総合的な学習 |
単元 | 修学旅行の事前事後学習 |
〈実践の概要〉
ロイロノート・スクールで調べたデータを積み重ねできることや、写真や動画、音を入れられることから修学旅行の調べ学習には適していると思い、使用させていただいた。また、iPadは生徒もスマートフォンを持っていることから、使い慣れていて飲み込みも早かった。
(1)「2年次の事前学習・発表」
2年生では事前学習で京都・奈良の寺社や歴史、名物など様々な物を調べ、知識を深めることができた。また、Webから画像を取り込んだりすることで発表時にもいかすことができた。班に数台iPadがあることで、役割分担ができ、よりよい活動につながった。また、発表でもスライドででてくるので以前行ったパワーポイントの学習がいかされ、発表にもロイロノート・スクール適していた。
(2)「3年次の事前学習・事後学習・発表」
3年生では2年で調べた知識をさらに自分たちが当日回るところを調べるところが始まったが、2年で調べたデータがそこでいかすことができたので、活動をスムーズに行うことができた。事後学習では発表資料+当日撮った写真を取り込み、学習したこと、感想、印象的な場所の写真などを使い、良い発表となった。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
班で作ったデータを共有しやすい
写真を撮ったり、取り込んだりしやすい
各クラスで一斉にiPadを使用して活動ができる。
〈実践の目標〉
京都・奈良の寺社や歴史、地図などを理解する。(2年次)
班別行動時の寺社や歴史を理解する。(3年次)
修学旅行時にとった写真を発表資料に取り込む。(3年次、事後学習)
〈場面1〉京都・奈良について理解する。(2年次)
修学旅行に行くにあたり、京都や奈良について基本的な知識を得る。各班でエリアを割り振り、エリアごとに寺社を調べ、発表する。各班で2台のiPadを使用して班ごとに割り振りをすることでスムーズに進めることができた。Webを使って画像を取り込んだり、パンフレットの写真を写真で撮影したりすることでより学びが深いものにできた。
〈場面2〉班別行動のコース表を作成する。(3年次)
班ごとにコース表を作り、移動方法や時間、料金などをiPadで調べる。また、寺社の見学時間や地図などを利用して理解を深め、よりよい活動にすることができた。
〈場面3〉発表用資料を作成する。(3年次)
班別行動の行く場所の事を調べ、資料を作成する。文字、画像、地図、音声などを様々な方法で資料を作成することができ、学びを深めることができた。そのデータを班で共有して、一つにまとめ発表用資料として扱った。共有がその場ですぐにできるのでスムーズな活動につながった。
〈場面4〉発表
iPadを使うことで、TVにつなげて映し出すことで、スライドを使いながら発表することができた。あらかじめロイロノートを開いておき、iPadを差し替えるだけで次の班に移ることができた。