小3 社会 学校のまわりのようすを調べよう わたしたちのまち【授業案】八尾市立西山本小学校 平尾勇樹
学年 / 教科: | 小3 社会 |
単元: | わたしたちのまち |
指導要領: | 第3学年(1)身近な地域や市区町村の様子 ア・イ |
教科書: | 日本文教出版 |
授業者: | 平尾勇樹(八尾市立西山本小学校) |
単元全体
解説動画
作成者からのアピールポイント
児童の思考が深まるように、ウェビングからXチャートへのシンキングツールの切り替えが容易な活動を取り入れました。また、児童自身が知っていることや疑問を学級で共有し、自分では気づかなかったアイデアやさらに自分の考えを深める機会をつくりました。さらに、白地図に色を塗ったものを分析するためにKWLチャート(Yチャートでも可)を使用し、塗って終わりではなく、児童が学校のまわりのようすを分析できるようにしました。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】小学校から見えるものは何があるかな
実際に児童を連れて校舎から何が見えるのか児童に確認させる。
その後、「ウェビング」を用いて、小学校から見えるものを各児童に出させる。
【展開2】小学校から見えるものを東西南北に分けよう
方位磁針を用いて、方角には四方位(東西南北)があることをおさえる。
地図は基本的には上が北であることを児童に伝える。
その上で、シンキングツールを「Xチャート」に切り替える。
「ウェビング」で出したアイデアを、東西南北に分類させる。
【展開3】KWLチャートを使って話し合いをまとめよう 白地図に色を塗って校区のようすを調べよう
KWLチャートを使用する。
話し合いをする前に自分が校区について知ってることを書き出させる。
さらに、校区についての疑問を考えさせ、カードに記入させる。
学級で自分が知っていること、疑問を共有し、その上で考えたことをカードに記入させていく。ここで出た、疑問や考えたことを念頭に置きながら、次の作業に進んでいく。
実際に白地図(白地図はロイロノート上あるいは、実際の紙媒体)に色を塗らせる。
色はあらかじめこちらから指定しておく。
塗ったものの個数(土地の利用のされ方や建物の種類)を数えさせる。
どこにバスや電車など公共交通機関が走っているのか確認させる。
どこに公共施設が設置されているのか考察させる。
【展開4】学校のまわりのようすをまとめよう
ようすを「土地」、「建物」、「交通」の視点でまとめさせる。
まとめたことから、気づいたこと考えたことなどを児童に振り返らせる。