小3 算数 「算数科における表現力を育成する授業づくり」 大きい数のわり算【実践事例】福島県白河市立大屋小学校 柏原 友寛
授業担当者 | 柏原 友寛 |
ICT環境 | 1人1台タブレット |
学年 / 教科 | 小学校3年 / 算数 |
単元 | 大きい数のわり算 |
〈実践の概要〉
授業におけるロイロノートの主な使い方としては、まず、自分の考えをノートに書き、ロイロノートでノートの写真を撮った。それを提出箱で集め、学級で共有し、1人1人の考えを確認させた。確認した後、電子黒板を使い学級全体で考えを共有する中で、自分の考えと友達の考えを比較させた。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
使い方を覚えれば、子どもでも使いやすい。
写真に文字や図などを書きこむことができる。
提出箱と画面共有を使うことで、友達の考えを自分の考えをその場で比べることができる。
〈実践の目標〉
ロイロノートを使って、学級全体で思考を共有する。
図と式の関連付けができるようにする。
〈授業写真〉
〈場面1〉ノートの写真を撮り、提出箱を使って考えを共有する
自力解決で出た自分の考えをノートにまとめ、それを撮影することで自分の考えをホワイトボードに書いたり、黒板にもう一度書いたりする時間を省くことが出来た。また、その写真を提出箱に集め、学級で共有することで、席を移動しなくても友達の考えをじっくり見て考えることができた。
〈場面2〉ロイロノートを使った発表
場面1で共有した子どもの考えを詳しく発表させる時に、その子どもの画面を電子黒板に映し発表させた。そうすることで、写真では電子黒板を使った発表をしているが、人前に出るのが苦手な子どもなどは自分の席で座ったまま発表をすることもできた。ほかにも、電子黒板を活用することにより、友達の考えに自分の考えなどを書きこむこともできた。また、大画面で学級全体の考えが表示されるため比較がしやすかった。