小3 算数 二等辺三角形・正三角形の定義を理解しよう【実践事例】(聖籠町立蓮野小学校)
授業担当者 | --- |
ICT環境 | 1人1台タブレット |
学年 / 教科 | 小学校3年 / 算数 |
単元 | 三角形と角 |
〈実践の概要〉
二等辺三角形と正三角形の定義を理解するために、ロイロノートでさまざまな三角形を提示し,その三角形をどのように仲間分けするかについて動かしながら考えたり,その理由を画像上に書き込んだりする。また、友だちがどのようにそれぞれの三角形を仲間分けしたのかについての考えを共有する。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
提出してもらったテキストカードをそのまま発表資料として活用できる。
子どもたち同士の考えをすぐに共有できる。
〈実践の目標〉
二等辺三角形・正三角形の定義を理解する。
自分の考えを、班の仲間に伝える。
〈授業写真〉
〈場面1〉前時で学習したことの想起
前時の授業で学習した三角形の特徴を確認する。また、子どもたちがストローを使って作成した、三角形を写真に撮り、それをロイロノートで提示することで前時の内容を想起する。
〈場面2〉本時の問題の提示
子どもたちが作成した三角形に、1点・2点・3点と3種類の点数をつけた写真をロイロノートで提示し、仲間分けをする。その際、それぞれの三角形の何を観点にして教師が点数をつけているのかを考えさせて、点数ごとに仲間分けをする。
〈場面3〉本時の問題の解決
仲間分けをする前に、今の気持ちカード(できる・できそう・むずかしい)で自分の見通しを指導者に送る。「むずかしい」のカードを送ってきた子どもには、ヒントカードを個別に送ったり、個別支援を行ったりする。
10個の三角形の写真を貼ったテキストカードを、点数ごとに仲間分けをする。その際、その仲間分けをした理由もカードに書く。
〈場面4〉考えの共有
最初は個人で仲間分けをし、その後班ごとに、どのように三角形を仲間分けしたのかを共有する。班ごとに考えをまとめたものを提出し、クラス全体で共有する。これにより、1点・2点・3点の点数は、それぞれの三角形の中での等しい長さの辺の数に対応することを明らかにする。
〈場面5〉まとめ
仲間分けした三角形には、特別な名前が付いていることを確認し、長方形と正方形のように長さが等しい辺の数によって、三角形も仲間分けできることをまとめる。ストローの色と辺の長さの意味を確認する。
〈場面6〉練習問題
教師が作ったいくつかの三角形をテキストカードで送り、本時で学習したことを使って仲間分けをさせる。練習問題は向きや大きさを変えた三角形にし、辺の長さに着目して、分けることができているか確かめる。
〈授業写真〉