小3 国語 サブタイトルをつけよう モチモチの木【授業案】兵庫教育大学附属小学校 川村拓也
学年 / 教科 | 小3/国語 |
単元 | モチモチの木 |
指導要領 | 読むこと |
教科書会社 | 光村図書 |
授業者 | 川村拓也(兵庫教育大学附属小学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
これまでは自分の意見をノートに書いて、うまく伝えられなかった子も、この実践であれば参加可能になります。
選択肢を用意して本実践をされる際は選択肢によってシートを色分けすると、一覧がしやすいです。
どの物語教材においても汎用可能なことが最大のメリットです。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】用語の確認をする サブタイトル(副題)の意味と、それがあることの効果について話合い、モチモチの木であればどのようなサブタイトルをつけるのが効果的かを考える
これまで出合ってきたサブタイトルを想起し、意味や役割を知る。
実際にアニメの映画ポスターを児童に見せながら、サブタイトルとはどのようなものかを知る。
サブタイトルは、日本語で副題ということ、そしてその辞書での意味を確認する。
サブタイトルがあることのメリットを全体共有する。
モチモチの木にサブタイトルをつけるとすれば、どのようなものがふさわしいかを考えることを「めあて」に設定する。
【展開2】選択肢を見て、検討する 8種類の教師が考えたサブタイトルの中から、最もふさわしいと思うものを検討する
教師から提示されたサブタイトルの中からふさわしいものを検討する。
言語化が苦手な児童にはいきなりサブタイトルをつけるのは難しいと考えた。
本時は教師が考えたもの8候補の中から1つを選ばせる授業展開を用いた。
※教師は教材作成をする際に選択肢のシートの色を候補別に分けると、提出後、どの候補が人気があるのかが分かりやすい。
【展開3】交流する 選んだものに理由をタイピングして提出する
最もサブタイトルとしてふさわしいものを選ぶ。
教師から送られたシートを使用する。
その横に赤で理由をタイピングする。
※必ず叙述をもとに理由を考えさせる。
提出する。
多様な意見に触れる。ペアやグループ、全体で交流する。
【展開4】決定タイトルを決める 展開3での交流をふまえて、最終的にふさわしいと考えたタイトルを1つ提出する
「展開3」での交流をもとに、クラスで1つに決定する。
展開3での交流を踏まえて、友達の意見に納得したもの、考えが変わったものについては変更して提出してもよい。