小3 国語 問いで読み、つなぐ〜おにたのぼうし〜 おにたのぼうし【授業案】浦河町立堺町小学校 高橋 七美
学年 / 教科 | 小3/国語 |
単元 | おにたのぼうし |
指導要領 | 読むこと(エ)登場人物の気持ちの変化や性格、情景について、場面の移り変わりと結びつけて具体的に想像すること。 |
教科書会社 | 教育出版 |
授業者 | 高橋 七美(浦河町立堺町小学校) |
投稿日 | 2024年8月17日 |
単元全体
解説動画
作成者からのアピールポイント
子供達が見通しを持って自分の考えを伝えたくなるような計画やカード作りをデザインにもこだわって作りました。展開5の心情メーターは今まで紙で色を塗っていましたが対話を元に変化させたり考えを更新していけるロイロノートならではのツールを効果的に使うことができます。ロイロの共有力で、対話の必要感が生まれ、より考えを深める、繋がる授業を目指しました。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】どんなお話?
あらすじをつかむ、山場はどこ?
【展開2】問い作り。初発の感想、問いベスト3を決める
初発の感想となぜ?から生まれる疑問を書く。
疑問から物語を読み深める問いの形(なぜ〜したのかな)にする。
班→全体交流を通じて問いベスト3を決める。学級の実態に応じて個人で考えた問いを個別に深めてもよい。今回は問い作りが初のためベスト3に絞った。
【展開3】おにたと女の子を大解剖・様々な視点から登場人物を分析する
主な登場人物であるおにたと女の子について、チャートを用いて多角的に分析する。
個人→班で交流し、多様な見方考え方を知る。共有ノートに考えを追加し、最終的に1枚のカードへ集約。深めていく。
【展開4】問いベスト3を読み解く・問いベスト3について自分なりの考えを持つ
問い①②③についてカードをもとに考えを書く。提出箱で意見を共有交流し、問いに迫る。
おにた、女の子、読者の視点から自分なりの考えを伝え合う。
【展開5】2人の心の距離は・・・心の距離メーターを作り、心情の変化を読みとる
単体の問いベスト3だけでなく、全体の心情の動きを捉える活動。出来事を時系列にならべ、おにたと女の子の心の距離をメーターで表す。
メーターが大きく変化した場所や、その理由について対話し、心情の変化を読み深めた。
ルーブリックで自己調整を図る。
【展開6】あの日から1年・・・おにたと女の子になったつもりでお手紙を書こう
おにたが女の子の前から姿を消してから、1年が過ぎた。まとめの振り返りとして、①おにたから女の子へ(返信も)②女の子からおにたへ(返信も)の手紙を自分なりに書き、交流する。