小3 国語 作者が感じたことを考えよう 俳句を楽しもう【授業案】東京都北区立浮間小学校 小山康典
学年 / 教科: | 小3 国語 |
単元: | 俳句を楽しもう |
指導要領: | 〔伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項〕(1)ア |
教科書: | 光村図書 |
授業者: | 小山康典(東京都北区立浮間小学校) |
単元全体
解説動画
作成者からのアピールポイント
コロナ禍での俳句の学習として、ロイロノートを最大限に生かした授業を考えました。俳句の作品に対する子どもたちの感じ方は多様です。学習のまとめでお気に入りの俳句を選び、交流することで、俳句への理解をさらに深め、読みが深まると思います。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】俳句を読んでみよう
コロナ禍でも友達の音読が聞けるように、家でこのカードに音読を録音してきてもらう。
俳句を初めて学習する単元なので、色々な読み方が出ることを想定している。
授業中のみ回答共有をし、各自イヤホンをつかって友達の音読を聞く。
五七五のリズムで読むと、親しみやすいことに気づかせる。
【展開2】作者が感じたものを考える
次に作者が感じたものを考えさせていく。
どの俳句でも「見えていたもの」「音・匂い・味」「季語と季節」「手や体で感じたもの」が出てくる。
これを行うことで、作品の立体感が出る。
【展開3】作者の気持ちを想像する
そして「感じたもの」に書かれた言葉の中から、作者が強く感じたものの順に、先ほどのXチャートをツール切り替えを行い、ダイヤモンドランキングにまとめる。
あくまで読み手が想像する活動なので多様な解釈があってよいが、より作品らしい解釈をさせたい時は、「や、かな」といった「切れ字」の付く言葉に感動の中心が集まることを示す。
【展開4】お気に入りの俳句を選ぶ
最後に、学んだ俳句の中から理由とともに1つ選ばせていく。
理由を考えさせることで、子どもたちそれぞれの解釈に違いが出てくるので、違う俳句を選んだ子ども同士だけでなく、同じ俳句を選んだ子ども同士も交流させたい。