小4 社会/地歴公民, 総合的な学習の時間 / 探究 給食の残量を0にするためにできることは何だろうか ごみのしょりと利用【授業案】岐阜聖徳学園大学 尾白 麗奈
学年 / 教科 | 小4/社会/地歴公民, 総合的な学習の時間 / 探究 |
単元 | ごみのしょりと利用 |
指導要領 | (イ) 処理の仕組みや再利用,県内外の人々の協力などに着目して, |
廃棄物の処理のための事業の様子を捉え,その事業が果たす役割を考え,表現すること | |
教科書会社 | 東京書籍 新しい社会 4 |
授業者 | 尾白 麗奈(岐阜聖徳学園大学) |
投稿日 | 2024年8月23日 |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
本校の給食の残量を提示し、児童は社会科で学習したことからその量の多さに衝撃を受ける。そこで原因を導き、本時は自分がやってみたいことを1か月間実行する期間を設ける総合的な学習の時間でもある。児童が主体的に行動方針を設定し、実際に実行して振り返りを行うことで、今後の給食に対しての意識が高まるとともに、新たな気づきを得ることとなる。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】本校が残した給食の残量を示すことで、食べ残しの量を減らす意識を高める導入
市内の給食残量調査で、本校がワーストNO.1であることを伝える(現状把握)
主発問を投げかけ、個々の意識を高める(意識の喚起)
【展開2】現状の問題を書き出し、課題に対する自分の考えを導く
自分の給食を振り返り、食べ残しが多く残る原因を分析する(原因を分析)
給食が多く残る原因をクラゲチャートに書き出す(チャートへの書き出し)
【展開3】実際にできる行動をチャートに書き出し、グループで共有する
給食の残量を減らすためにできる行動を個別に考え、クラゲチャートに書き出す(個別)
各自が作成したクラゲチャートをグループ内で共有する。(グループでの共有)
自分にはないかつ、参考になる意見については自分のチャートに追記してもよいこととする
【展開4】考えた行動に順位をつけて、自分の行動方針を明らかにする
「できる・できない」に関係なく、「やりたいこと」をリストアップし、優先順位をつける(行動の順位付け)
クラゲチャートで出したアイデアを、ピラミッドチャートに再編成する(ピラミッドチャートへの変換)
【展開5】実際に1か月活動をした後で、活動全体の振り返りをする
自分が設定した行動方針に基づいて、どのように行動したかを振り返る(行動の振り返り)
取り組みを通じて、初めて知ったことや気づいたこと、今後にも役立ちそうなことをまとめる(学びと気づきの整理)