小5 社会 ロイロノートを活用した主体的・対話的な深い学びへとつながる授業づくり 「情報を生かすわたしたち」【実践事例】 白河市立五箇小学校 神野藤 祐二

小5 社会 ロイロノートを活用した主体的・対話的な深い学びへとつながる授業づくり 「情報を生かすわたしたち」【実践事例】 白河市立五箇小学校 神野藤 祐二


基本情報
授業担当者神野藤 祐二
ICT環境1人1台タブレット
学年 / 教科小学校5年 / 社会科
単元「情報を生かすわたしたち」
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〈実践の概要〉
本校では、ロイロノートを活用した授業を、各教科・単元等で学年の裁量によって進めている。5学年では、全ての教科で普段使用しているノートと同様に活用しながら授業を進めている。ロイロノートのテキスト機能で児童は意見をまとめ、児童間で通信することで意見を円滑に交流することができる。また、授業で気になること・分からないこと等があればインターネット機能を用いて、主体的に調べることもできる。ロイロノートを手段に、児童が主体的・対話的で深い学びへとつなげることができている。 

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
児童間通信によって、自分がまとめたものと相手がまとめたものを素早く比較・検討し、意見を練り上げることができる。
一斉指導の際、注目してほしいところを、児童は手元で見ることができる。
提出箱で提出したものを一斉に見ることで、全員の意見を簡単に共有することができる。
シンキングツールを用いることで、意見を視覚的にまとめることができる。
アンケート機能では、アンケートを手軽に(家でも)取ることができ、授業の導入に生かすことができる。
web検索機能を活用し、自分の気になることを、進んで調べることができる。
全体で意見を言いにくい児童でも自分の意見を、少人数で伝え合うことができる。

〈実践の目標〉
ロイロノートで思考を可視化し、意見を共有することができる。
主体的に問題解決に取り組むことができる。

〈授業写真〉

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〈場面1〉問題解決の糸口を調べる
教科書や資料集等から問題解決につながる文章や資料をカメラで撮影し、アンダーラインを引いたり、自分の意見を書いたりする。また、意味が分からない語句や関連する語句等を、web機能を用い、調べることで教科書にはない、新たな情報を発見することもできる。

〈場面2〉児童間の意見の共有
「児童間通信」によってテキストでまとめた意見を共有する。共有する際、発表児童は問題解決でどこに着目したのか、意見を伝えやすい。また、出た意見を「シンキングツール」にまとめることによって、同じ意見、違う意見等を可視化し、児童の思考を深めることができる。

〈場面3〉画面配信による全体共有
児童がシンキングツールでまとめたものを「画面配信」機能により、学級全体で共有することができる。タブレットのミラーリング機能を用いてテレビで全体共有することもでき、場面に応じて使い分けることができる。

〈場面4〉提出機能を用いたまとめの共有
本時のまとめを、提出箱機能を用いて、指定の時間内に教師に送ることができる。また、「画面配信」で児童の考えを全体で見比べることができる。教師も評価に用いる際、全員の意見を一度に見ることができ、児童の考えを比較し、評価することができる。

〈場面5〉学習履歴の蓄積
学習履歴を蓄積することができ、単元全体の学習のまとめや振り返りを行うことに役立つ。本時で何を学んだか、何を身に付けることができたか等、児童の思考の変容が可視化できる。

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