小6 音楽 八木節を演奏しよう 私たちの国の音楽【授業案】名古屋市立岩塚小学校 鈴木好美
学年 / 教科: | 小6 音楽 |
単元: | 私たちの国の音楽 |
指導要領: | A 表現 (2)器楽 ア イ ウ |
教科書: | 教育出版 小学音楽 音楽のおくりもの6 |
授業者: | 鈴木好美(名古屋市立岩塚小学校) |
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作成者からのアピールポイント
展開3 思いを「カタチ」にする場面において 主体的に演奏練習に取り組み、学びを振り返ることができるよう、毎時Xチャートを活用しました。また、パフォーマンス課題では、八木節のよさをインフルエンサーとして伝えることで、「私たちの国の音楽」の新たなよさを発見することができます。(ロイロ認定ティーチャー109の林一真先生より指導を受けました)
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】八木節への思いをもつ・広げる
音楽を形づくっている要素をもとに、初発にもった思い(感想)を伝え合い、八木節への思いを広げる。
・八木節を聴いて音楽を形づくっている要素を基に初発の感想を座標軸に表す。
・座標軸カードを提出箱に提出し、初発の感想を共有する。
・座標軸をもとに、一番伝えたい八木節の「ここが好き!」をクラゲチャートに記述する。
・捉えた音楽を形づくっている要素のどんなところが好きなのか理由を明確にする。
・個々にもった八木節への思いをクラスのみんなに広げることができるようにするため、クラゲチャートを提出箱に提出し、共有・発表する。
【展開2】思いを深める
八木節のよさや大切にしたいことなどを考えることを通して、八木節への思いを深める。
・展開1で共有・発表した八木節の「ここが好き!」でまとめたクラゲチャートの理由をもとに、「八木節のよさ」「大切にしたいこと」「印象に残ったこと」などをピラミッドチャートを使って順位付けをする。
・自分の深い思いがどこにあるのかを明確化させる。
・キャンディチャートを使い、明らかとなった自分の思いを表現するには、どの楽器が最適(演奏したい楽器)なのかを理由とともに考える。
・担当となった楽器をピンク色のカードに記入する。
【常時活動】
どのように演奏したいか楽譜に記述していく。
【展開3】思いを「カタチ」にする
八木節のよさが伝わるためには、思いをどのようなカタチ(演奏)にするか、演奏への意図をもち、曲の特徴にふさわしい表現を工夫する。
・ピラミッドチャートで明らかとなった各自の思いを持ち寄り、どのように演奏するかを、パートリーダーを中心に考える。
・八木節のよさを伝えるための課題をXチャート「課題」に記述する。
・Xチャートの記述をもとに各パートごとに練習に取り組む。
・課題のカードを動かしながら練習に取り組んだり、練習後に課題のカードの位置を確認したりして、次時の活動に繋げる。
・練習前、練習後に毎時Xチャートの状況を確認し、本時の見通しをもったり、次時の課題を明確化したりする。
・学習者用タブレットで録画したものを演奏動画の共有したり、Webカードを用いて八木節のWeb動画の視聴を活用する。
【展開4】八木節を究める(まとめ・振り返り)
表現を工夫して演奏をつくり上げ、八木節のよさや大切にしたいことを発表する。
・クラス全体で八木節を演奏し、音楽をつくり上げる。
・八木節のよさを伝えるための演奏をタブレットで録画する。
【パフォーマンス課題】
・伝えたい八木節のよさを発表したり、テロップで入れたりする。
・できあがった動画を校内やお家の人に配信する。
・これまでの学びを振り返る活動を通して、私たちの国の音楽に対する思いを確認する。