小3 社会 地理 川にそったところ~川のまわりの土地の使われ方は?~【実践事例】(兵庫県洲本市立洲本第三小学校)

小3 社会 地理 川にそったところ~川のまわりの土地の使われ方は?~【実践事例】(兵庫県洲本市立洲本第三小学校)


基本情報
授業担当者中谷 崇人
ICT環境1人1台タブレット
学年 / 教科
単元
hr
〈実践の概要〉
ロイロノートの地図から校区の航空写真データを活用し、実際に学校の側を流れている川を下流から上流に向けて登っていき、下流・中流・上流の土地の使われ方の違いを見つけていく。そして、土地の使われ方の違いや特徴をその写真に書き込み、クラス全体でその情報を共有しながら考えを深めていく活動を行った。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
写真データ、動画やワークシート・教材等を配布したり、回収したりすることが簡単にできた。
写真データなどをアップやルーズで見たり、写真に書き込んだりすることが容易にできたので、考え方の違いや情報の共有が簡単にできた。
地図+航空写真の機能を使うことで、自分たちの現在いる場所が容易にわかり、そこを基準に方角や地形を簡単に読み取ることができた。

〈実践の目標〉
市の地理的環境について、川の上流・中流・下流の地域を地図や航空写真をもとに比べることができる。
地形や土地利用の様子をとらえ、場所による違いがあることを理解することができる。

〈授業写真〉

hr
〈場面1〉前回の授業の復習と本時のめあての確認をする
教師のロイロノートから画面配信を使い、クイズ形式で前回の授業内容(洲本市に関わる施設や人が集まるところについて)を復習する。そして、本時のめあてを確認し、ロイロノートの地図機能を使い、自分のいる場所を地図と航空写真で確認する。位置情報サービスの機能を利用することで、自分の所在を容易に見つけることができた。

〈場面2〉千草川が流れる土地の使われ方について考える
あらかじめ千草川の下流から上流にかけての3D動画(土地の高低がわかる動画)や下流・中流・上流の写真を児童に送り、それを見ながら土地の使われ方にどのような違いがあるかを考える。手元で再生・停止を容易にすることができたので、子ども達は自分のペースで、じっくりくり返し見て考えることができた。

〈場面3〉中流・上流・下流の土地の使われ方について写真に書き込む
教師が送った下流・中流・上流の写真に、土地の使われ方のちがいについてどのような違いがあるかを写真に書き込ませ、提出させる。写真をアップにしたり、ルーズにしたりして見ることができたので、土地の使われ方の違いを見つけやすかった。

〈場面4〉全員で考えを共有する
提出された書き込みをもとに、友達から気づいたことや自分の考えを整理しやすいように、下流・中流・上流に分けたYチャートを活用してノートに書き込んでいく。

〈場面5〉Yチャートで整理したことをもとに気づいたことを発表する
提出された書き込みの写真やYチャートから土地の使われ方の違いについて気づいたことを発表する。川の上流・中流・下流でどのような土地の使われ方がされているかを前方のスクリーンにうつし全員で見ながら確認していく。

〈場面6〉授業のふりかえりを書く
授業のまとめをして、今回の授業のふりかえりをノートに書く。そして、それを写真でとり、提出させた。

〈授業写真〉
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