小6 理科 月と太陽 月と太陽の違いを明確にし、関係性について考える【実践事例】(墨田区立横川小学校)
授業担当者 | 山下 貴之 |
ICT環境 | 3人1台 |
学年 / 教科 | 小学校6年 理科 |
単元 | 月と太陽 |
〈実践の概要〉
タキソノミー的に捉えると、6年間学習してきた月と太陽に関する疑問や知っていることを単元のはじめに書き出し(4 分析する)、それぞれの疑問を解決していくために、どんな実験をしていけばいいのか考えさせた(3 応用する)。そして、実験だけで分からないことは、テーマをしぼって調べ(1 記憶する)、各グループでロイロノートにまとめ(2 理解する)、全体で発表を行い(3 応用する)、情報を共有(2 理解する)した。
〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
相手に分かりやすく伝えるための表現力が培える。
児童の本当に学びたいことを焦点化できた。
〈実践の目標〉
月と太陽を観察し、月の位置や形と太陽の位置を推論しながら調べ、見出した問題を計画的に追究する活動をとおして、月の形の見え方や表面の様子についての見方や考え方を養う。
〈実践の流れ〉
児童が疑問に思っていることをまとめると、太陽と月のそれぞれの違いを明確にすることで焦点化し、まとめる。
〈場面1〉月と太陽の表面について、資料を活用したり、インターネットで調べたりすることにより、月の表面は太陽の表面と違いがあることをとらえる
月と太陽の違いについてどの観点で調べるかを決め、役割分担をする。
〈場面2〉役割に応じて、ロイロノートを活用して、太陽と月の違いについて調べる
ノートに記録、Ipadで調べる、発表原稿を考える3つの役割に分担し、観点ごとに調べる。
〈場面3〉ロイロノートと教科用ノート・発表原稿をまとめる
ノートに、調べた内容をまとめ、ノート担当はロイロノートにまとめる。発表原稿を全員で確認し、修正及び加筆する。
〈場面4〉ロイロノートを全体で発表して共有し、比較検討する。
各グループでまとめたロイロノートを見比べ、グループごとの発表を聞いて、共通点・相違点、疑問点など気付いたことを発表する。
〈場面5〉個人で振り返る
各グループがロイロノートで発表した内容を聞いて、自分の振り返りをノートにまとめる。