高1 総合的な学習の時間 / 探究 リサーチクエスチョンを作り、仮説を立てよう PBL「宇宙居住」を考える【授業案】済美学園済美高等学校 小林 智美
学年 / 教科: | 高1 総合的な学習の時間 |
単元: | PBL「宇宙居住」を考える |
指導要領: | 第1章総則第2款2(1) |
教科書: | (課題研究メソッドスタートブック) |
授業者: | 小林 智美(済美学園済美高等学校) |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
各クラスの担当者がノートデータを共有して同じ授業を行うため、指導しやすい手順を工夫した。発散→分類→収束と深掘りの思考過程をシンキングツールを使うことでスムーズに行い、そのまま発表に使えるのでボリュームのある内容を2時間にまとめることができた。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】「問い」の共有
(課題)前時までに設定したテーマに関する先行事例を調べ、「問い」を考えてくる。
・「問い」をカード(1枚1題)に書いてまとめて班の記録係に送る。
・記録係は全員のカードを一枚のカードに集約する。(発散)
【展開2】「問い」の分類・深掘り
シンキングツールを使って、リサーチクエスチョンを作る。
・シンキングツールを用いて分類分けを行いリサーチクエスチョン候補を一つ選ぶ。(分類して収束)
・さらに、別のシンキングツールを用いてリサーチクエスチョン候補の問いを深掘りする。(深掘り)
・これらの過程をふまえ、リサーチクエスチョンとなる「問い」を選び、リサーチクエスチョンとして完成させる。
【展開3】仮説を立てる
(課題)前時に設定したリサーチクエスチョンの仮説をこれまで調べた情報や先行事例から筋道立てて、根拠を挙げて考えてくる。
・シンキングツールを用いて、リサーチクエスチョンの仮説とその根拠となる情報を整理する。
・できれば、最後にもう一度、リサーチクエスチョンとして相応しいか再検討する。
【展開4】リサーチクエスチョンと仮説発表
・リサーチクエスチョンとその仮説を根拠とともに発表する。
・フィードバックと振り返り共有。