高1 国語 「羅生門」の主題を考える 羅生門【授業案】東京都市大学等々力中学校・高等学校 桒原 規益子

高1 国語 「羅生門」の主題を考える 羅生門【授業案】東京都市大学等々力中学校・高等学校 桒原 規益子


基本情報
学年 / 教科高1/国語
単元羅生門
指導要領登場人物・場面設定を読み取り主題を考察する。
教科書会社言語文化
授業者桒原 規益子(東京都市大学等々力中学校・高等学校)

単元全体


解説動画


作成者からのアピールポイント
主題に迫るために必要な情報を生徒が端的に説明できるよう、また表現の工夫や作者にも目を向けることで多角的に主題に迫れるようなワークシートになるように工夫した。

ロイロノート・スクールのnoteデータ

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【展開1】初発の感想
本文を読み各自感想を書く。
『羅生門』の音読を聞いた後、「下人の人物造型について」
「場面設定の工夫について」のいずれかについて感想を持つ。
「場面設定の工夫について」を選ぶ生徒は極めて少なく、考えにくいようであった。


【展開2】エキスパート活動
4つのエキスパートに分かれ担当するカードを作成する。
6人で1つの班を作る。
2人1組で各カードを担当。
20分程度でカードを完成させる。
完成したカードはグループで共有する。
1人ではやりにくかった課題に関しても充実したカードを作ることができていた。


【展開3】クロストーク
各グループにて各エキスパートの発表を行い主題を話し合う。
各エキスパートが5分程度で発表する。
その後、『羅生門』を通して筆者が伝えようとしたことはどのようなことだと考えられるか各グループで話し合い、一つの結論を導く。


【展開4】読みを深め考えを持つ
「下人」は悪か否かについて自分の考えを述べる
クロストークの後、授業実施。主題に迫るための設問に取り組ませた。
授業後、「下人は悪か否か」に絞って各自考察させた。


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