高1 国語 共有ノートを使っての「絵仏師良秀」の用言演習 古文に親しむ【授業案】桐蔭学園高等学校 菱山 隆晶
学年 / 教科 | 高1/国語 |
単元 | 古文に親しむ |
指導要領 | 知識及び技能 |
教科書会社 | 大修館書店 |
授業者 | 菱山 隆晶(桐蔭学園高等学校) |
単元の一部
解説動画
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作成者からのアピールポイント
文法学習の中で最初に理解すべき用言の演習は、ワークブックだけではなく、実際の本文からきちんと抜き出せるかが重要だと思います。いきなりそれをやらせてもできませんので、共有ノートを使い、全員でワイワイ相談しながらできるものを考えてみました。
ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】まずは文節
①本文を区切りのいいところを目安に21に分ける。1つ余計なのは、こちらで例を示すため。
②シンキングツール(プロット図)でこのようなカードを21枚作成。①で分けた本文を各カードの左下のはじめの位置にあるカードにコピーアンドペーストし、21枚全てを共有ノートに。
③以下のような注意を記したカードを生徒に示し、共有ノートに参加する者を募る。4~5人くらいが適当。参加者が多い場合、プロット図5枚くらいでメンバーチェンジ。最初の作業として、文節に区切らせる。
【展開2】次は単語に
①文節に分けたカードを複製し、「単語に分けてみよう」の下に持ってくる。
②複製したカードに、赤色で単語に分けさせる。
【展開3】動詞探しと文法的説明の記入
①単語に分けたカードを複製し、「動詞を取り出し、「〇行〇活用〇〇形」まで答えてみよう。」の下に持ってくる。
②複製したカードに、動詞があれば緑色でアンダーライン。カード内の青いカードを複製させ、動詞の文法的説明、具体的には①行、②活用の種類、③活用形を記入させて動詞の下に移動。動詞がなければ、青いカードに緑色で✖。終了後、参加者全員で訳出作業。
【展開4】形容詞と形容動詞探し文法的説明
①1~21のプロット図のクライマックスのカードだけを取り、連結させる。
②新たに以下のような指示を与え、共有ノートに書き込み志望者を募り、作業をさせる。5枚を目安に、メンバーチェンジ。
③完成したら訳のカードも取り出し、②のカードとともに生徒全員に配布。考査対策に資料箱のマイフォルダにタイトルをつけて収めさせる。