高1 社会/地歴公民 「国民」はどのようにして「誕生」したのだろうか? 近代化が進む日本と東アジア【授業案】滋賀県立彦根東高等学校 濵野 優貴

高1 社会/地歴公民 「国民」はどのようにして「誕生」したのだろうか? 近代化が進む日本と東アジア【授業案】滋賀県立彦根東高等学校 濵野 優貴


基本情報
学年 / 教科高1/社会/地歴公民
単元近代化が進む日本と東アジア
指導要領近代化と私たち
教科書会社明解 歴史総合
授業者濵野 優貴(滋賀県立彦根東高等学校)

単元の一部


解説動画


作成者からのアピールポイント
(1)(2)は手が止まったときに、途中で他の班の様子を見て、真似したり参考にしたりしながら進められるように、共有ノート上で作業しました。心理的な安心感にもつながるようでした。
(3)は個人で思考を深めてほしい(自己との対話)ので、あえて自分のプリントで取り組みました。

ロイロノート・スクールのnoteデータ

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【展開1】「国民」概念の形成について、 アイヌと琉球王国のそれぞれの 立場から、班で分担して調べる
4人グループで、1人ずつどちらかの問いを選んで取り組む。
知里幸恵さんはどんな思いで、アイヌの言い伝えを本にまとめたのだろう?
伊波普猷さんはどんな思いで、「沖縄学」という学問の体系をつくったのだろう?
取り組むときは教科書や資料集を参考にする。
必要に応じてインターネットを用いて調べる。


【展開2】班内でアイヌと琉球王国それぞれの 人物(知里幸恵さん、伊波普猷さん) について共有する
各班のカードのうち、「国民国家の形成過程で生じた課題に関して、アイヌの人々と琉球王国の人々とで、どのような共通点や相違点があるだろうか?」の問いにグループで取り組む。


【展開3】各自カードを作って、主発問についての自分の考えを文章にまとめる
問いは「あなたは、「国民」はどのようにして「誕生」したと考えるか?」

【展開4】共有ノートの各班のカードにまとめて、 班内で自分の考えを共有する
一体性のある「国民」概念の創出過程で、伝統的な文化や言語が失われたり、十分に権利が擁護されなかったりした人々の存在に気づかせる。


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