高2 コミュニケーション英語Ⅱ Lesson 8 Part 1 【実践事例】 (日本大学山形高等学校)

高2 コミュニケーション英語Ⅱ Lesson 8 Part 1 【実践事例】 (日本大学山形高等学校)


基本情報
授業担当者大江 和司
ICT環境1人1台タブレット
学年 / 教科高等学校2年 / コミュニケーション英語Ⅱ
単元Lesson 8 Part 1
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〈実践の概要〉
ロイロノートを導入したことによって,これまで紙媒体で配布していた膨大な量の課題や資料をデジタルデータで送れるようになり,紙資源の節約はもとより,プリント配布にかかっていた時間を大幅に短縮することによって,授業展開のテンポアップを実現することができた。実際の授業場面では,主に本文中の重要表現等に関わる英文解釈や英作文を授業中に行わせ,提出箱を利用して提出させ,クラス全体でお互いの答えを共有して考えさせたり,教員が即時に点検してフィードバックしている。これを機に家庭学習課題もほとんどをロイロノートへの提出に切り替えたが,提出率が確実に向上している。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
様々な資料をデータで配信することで、大量の紙資源を節約することができる。
課題等をデータで提出させることで、紙媒体で起こりがちな紛失を防ぐことができ、誰がどのタイミングで提出したのかも確実に把握することができる。
デジタルツールを使っての学習そのものが新鮮なので、普段は積極的にノートを取らないような生徒も楽しみながら取り組むことができる。

〈実践の目標〉
小さなミスをあまり恐れずに、とにかく自力で英文解釈や英作文を完成させる。
他のクラスメートが書いたものと比較させ、様々な解釈や表現方法があることに気付かせる。
お互いの考えを共有し、他者から新たな考え方を積極的に吸収する姿勢を身に付けさせる。

〈授業写真〉
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〈場面1〉授業の概要説明と教材配布
口頭で授業の概要説明を行った後、その日の授業中に使用する教材をロイロノートで配信する。教材は使用教科書のデジタルデータを本文テキスト・単語リスト・ワークシート等のカテゴリー別にPDF化したものを「資料箱」に事前に保存しておく。なお、毎時間配布される教材については、いつでもすぐに取り出せるよう、それぞれのフォルダを作成して保存・管理を徹底するように指導している。

〈場面2〉英文解釈
本文全体の内容解釈をざっと行ってから、特にしっかりと文構造を把握しながら解釈してほしい英文をいくつか選んで和訳させ、ロイロノートの「提出箱」に提出させる。その後、画面共有機能を使って全員が書いたものをじっくり見てもらい、誰のどの部分が特に優れているか、あるいは、どのように訂正すればもっと良くなりそうかを生徒自身に考えさせ、積極的に発表させる。

〈場面3〉英作文
本文に登場した重要構文や語彙項目を使って、比較的平易な英作文をさせ、ロイロノートの「提出箱」に提出させる。その後、教員が数人分の英作文を選び、比較機能を使って見てもらい、誰のどの部分が特に優れているか、あるいは、どのように訂正すればもっと良くなりそうかを生徒自身に考えさせ、積極的に発表させる。授業後に一人ひとりの英作文を添削し、ロイロノートの返却機能を利用してすぐにフィードバックする。

〈授業写真〉
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